お酒を飲んだ次の日などに多いのが、
朝起きて鏡で顔をみたら「顔がむくんでいる」という状態。
鏡で見てびっくりしたことがある方は多いんじゃないでしょうか。
なんとかしたいところだけど、すぐに出かけなきゃいけないので、
本当に困ってしまいます。
そこで、顔のむくみを改善する方法と、予防できる方法などについて紹介します。
顔のむくみの原因は?
そもそも顔はなぜむくむのでしょうか。
その主な原因は「リンパ」です。
リンパでは老廃物などが流れているのですが、
このリンパの流れが滞ると老廃物が流れにくくなり、
結果としてむくみが起こります。
むくみには2種類あって、
「一時的なもの」と「慢性的なもの」
があります。
お酒を飲んだ次の日に顔がむくむ、というのは一時的なむくみですね。
慢性的なむくみは、内臓に原因があることが多く、
ずっとむくんだ状態になります。
慢性的な場合は、一時的な対処法では解消できませんので、
病院に行って検査してもらいましょう。
ここからは一時的なむくみについて扱います。
まずむくみの原因としては、
・アルコール
・糖分、塩分の摂り過ぎ
があります。
お酒には利尿作用があるのですが、
その後は、水分をためこむ性質があります。
そのため、水分をためこみむくみます。
また、糖分も保水力が高いため食べ過ぎるとむくみにつながります。
塩分の場合は、体内の血液が塩分濃度を一定にしようとするため、
水分を出すためむくんでしまいます。
また、睡眠不足や疲労などからむくむこともあります。
顔のむくみの改善法は?
それでは顔がむくんでしまった場合の改善法について紹介します。
温冷療法
これは温かい蒸しタオルと冷たいタオルを顔に交互にあてることで、
顔の血流をよくする方法です。
鎖骨・頭皮マッサージ
マッサージすることで血行をよくします。
頭と顔は皮1枚でつながっているため、頭皮を下から上に持ち上げるようにマッサージします。
また、鎖骨のくぼみも優しく押すことで老廃物を流すようにしましょう。
頭の血流が良くなると顔のむくみもやわらぎます。
お風呂に入る
もし朝に時間があるのなら、お風呂に浸かって汗を出して余分な水分を流します。
また血行もよくなるためむくみも改善されます。
ツボを押す
耳の下の辺りにくぼんだところがありますが、そこにツボがあります。
ここを軽く押してからそのまま首から肩に下げ老廃物を流すようにします。
顔のむくみの予防について
顔のむくみを予防できる食べ物があります。
フルーツやナッツ類、海藻、きのこ、野菜など
「カリウム」が多い食べ物がおすすめです。
バナナ、リンゴ、アボカド、納豆などがおすすめです。
また当然ですが、アルコールや糖分、塩分を摂り過ぎないのが一番です。
また、マッサージもむくんでからではなくて、毎日行うようにして、
顔のリンパの流れを常にいい状態にしておくといいでしょう。