日本は周囲が海に囲まれていますので、漁業も盛んです。
そんな漁業の大漁を願うためのお祭りが各地にあります。
石川県の小木港で開催されるお祭りとして
「とも旗祭り」
があります。
とも旗祭りは、小木の氏神御船神社の春祭りで、
小木港を大のぼりと5色の吹き流し、大漁旗を揚げた船が笛や太鼓を打ち鳴らし、湾内せましとかけめぐります。
今回はこのとも旗祭りの日程・アクセスや見どころなどについて紹介します。
とも旗祭りの日程・アクセスについて
2018年のとも旗祭りは、
5月2日(水)〜3日(木)
にとなっています。
スケジュールは、
2日が
とも旗起こし 5:00〜
小木港内巡航 6:00〜8:00
小木港内巡航 14:30〜17:00
3日が
とも旗起こし 6:00〜
小木港内巡航 → 九十九湾巡航 7:00〜8:00
九十九湾巡航 → 本小木港巡航 8:00〜9:00
小木港内巡航・庄崎海岸接岸 13:00〜15:00
御座船を先頭に小木港内巡航 15:30〜17:30
となっています。
場所は
小木港(石川県鳳珠郡能登町小木港)
で開催されます。
会場へのアクセスは、
電車の場合、
のと鉄道 穴水駅からバスで1時間30分、バス停「小木港」下車から徒歩3分
車の場合、
のと里山海道能登空港ICから珠洲道路経由で40分
となっています。
駐車場は、臨時駐車場が100台分あります。
とも旗祭りの由来は?
明治中期に、子供達が大漁と安全を祈願して、紙で継いだ小さな旗に船名を書き、それを伝馬船に立てて遊んでいました。
これが後に、神輿の港内渡御に運航する事が慣例となり、現在のとも旗祭りとなったと言われています。
祭りの当日には、北東から風が吹き、祭りが終わる頃には南西の風に変わり豊漁になる、と伝えられています。
とも旗祭りの見どころ
とも旗祭りの見どころとしては、神輿を乗せた御座船です。
この御座船は、高さ16~17m、幅2mの巨大のぼり旗と、
5色の吹流しで飾られた9艘の船を伴い、大漁を願いながら壮麗に進みます。
海上に20m余りのとも旗が風を受けて、ひるがえる様子は、圧巻の眺めで迫力があります。