夏になると大活躍する「エアコン」。
冬にも使っている方も多くなっていますね。
そんなエアコンですが、フル稼働する夏になる前にきちんと掃除しておきたいものです。
エアコンの効率が違うから、毎年ちゃんと掃除してるよ、という方も多いかと思いますが、
意外と忘れがちなのが「室外機」の掃除です。
え?室外機って掃除する必要あるの?
とお思いでしょうが、これが意外と重要なんです。
今回はこのエアコンの室外機の掃除の効果と簡単にできる掃除法について紹介します。
エアコンの室外機の掃除は必要?
エアコンの室外機は、名前の通り室外に置いておくものです。
そのため、ずっと外に置きっぱなしで特に何もしていないという方が多いのではないでしょうk.
外に置きっぱなしにしているため、虫の死骸やゴミ、砂埃など、
意外と汚れている場合が多くなっています。
こんな室外機を汚れたまま使っていると、やはりエアコンの効き目が悪くなってしまうことがあります。
エアコンの室外機は室内の熱を放出する役目があるので、この排熱がうまくいかないと、
熱をきちんと放出しようと、エアコンがより多くの電気を使ってしまいます。
これはエアコンにより負荷がかかることになるので、故障につながることもあります。
エアコンの電気代とエアコン自体を長持ちさせるためにも室外機の掃除は重要なんですね。
エアコンの効率を上げる室外機の扱い方
エアコンの室外機の掃除法の前に、普段の室外機の扱い方についてです。
これをしておくだけでも、エアコンの電気代に差が出てきます。
まず暑い時期には室外機は日陰になるようにしましょう。
直射日光が当たる場合などは、すだれなどを利用して日陰をつくるといいでしょう。
また、室外機の周辺の少なくとも20cmぐらいには物を置かないようにします。
エアコンを使わない時期があるのなら、エアコンの電源プラグを抜いて、
室外機にもカバーをしておくと汚れにくくなります。
エアコンの室外機の掃除法は?
まず用意する道具です。
といっても普通の掃除道具で十分です。
用意するものは、
・ほうき
・ちりとり
・雑巾
・ブラシ
などです。
掃除の方法ですが、まず掃除するまえにエアコンの電源は抜いておきます。
そして、まずは室外機の周りを掃除します。
枯れ葉や砂などのゴミをほうきで掃き、きれいにします。
次に雑巾で室外機の汚れを拭きます。
固く絞った雑巾で水拭きします。
室外機に汚れがこびりついていることがありますが、
あまり強くこすると傷つけることになるので、ある程度汚れが落ちればいい、ぐらいでかまいません。
次は室外機の内部の掃除です。
室外機の中にはファンがあるのですが、そこにゴミがからまっていたり、
枯れ葉などが入っていないか確認します。
ゴミが入っている場合には、掃除機で吸い取るかブラシでかき出します。
ブラシを使う場合は強くかき出すと内部を傷つけるので注意しましょう。
次は室外機の裏側です。
室外機の裏側には薄いアルミの板があります。
ここにもホコリなどがつくので掃除します。
ただ、力を加えると曲がってしまうため、掃除機のブラシなどで優しく掃除します。
最後に、室外機にある水抜き穴を確認します。
この水抜き穴はエアコンの内部の結露などの水を排出するものです。
ここが詰まるとエアコンの故障につながります。
場所はたいてい室外機の本体の下の分かりづらいところにあります。
水抜き穴が詰まっていれば割り箸などで溜まっているゴミなどを取り除きます。
さいごに・・・
どうしても面倒とかわかりにくい、という場合はいっそエアコンクリーニング業者におまかせするのでもいいかと思います。
エアコンの内部も一緒に掃除してくれますので。