冬といえば「お鍋」。
お鍋といえば、必需品なのが「カセットコンロ」ですよね。
カセットコンロは他にも災害時に便利だったり、
一家に一台はあるんじゃないでしょうか。
ただ、カセットコンロは便利ですが、問題なのは「ボンベ」ですね。
いつも気になるのが、カセットコンロとボンベに種類があること。
たまに安売りしているのを買いたくなるけど、
カセットコンロのメーカーと違うメーカーのボンベは使っていいのか心配になります。
そして次に困るのが処分方法ですね。
今回はこのカセットコンロのボンベについて紹介します。
カセットコンロのボンベは違うメーカーのでもOK?互換性あるの?
カセットコンロはコンロ本体もボンベもいろいろなメーカーのものが売っています。
これ、メーカーが違うものを合わせて使ってもいいのかな?って不安になりますよね。
結局、同じメーカーのものを買っている方も多いと思います。
こっちのボンベのほうが安いけど、メーカーが違うから買わない、ということもあるのではないでしょうか。
このボンベの問題ですが、結論から言うと、
メーカーが違っていても使えます。
カセットコンロのボンベは、JIS規格で統一されているので、
どのメーカーのボンベでも問題なく使えるようになっています。
ただし、これは最近のもので、1998年以前のものの場合、
ボンベがうまく接続できないものもあるようなので、
古いものを使っている場合は注意しましょう。
(いっそ買い替えるのもいいかもしれません)
有名メーカーのボンベと無名メーカーとの違いは?
メーカーが違っても使えるのですが、では有名メーカーと無名メーカーとの違いな何なのでしょうか?
有名メーカーのボンベだと、値段もかなり高くなっていますよね。
では何が違うのかというと、当然「中身」です。
カセットボンベの中身は、たいてい
「n-ブタン」「イソブタン」「プロパン」
でできています。
この配分が違うというのが答えです。
では、配分が違うとどうなるのかというと、
n-ブタン < イソブタン < プロパン
の順で低温であっても火力が維持しやすいという特徴があります。
そして、この順に価格も高くなります。
要するに有名メーカーの高いボンベにはプロパンなどが多くなっているということですね。
もっと簡単に説明すると、
高いやつほど火力が高い
と言えます。
まあ値段が高いものには高いだけの理由があるということです。
ではどっちがいいのかという点についてですが、
寒い場所で使う場合は有名メーカーのボンベがいい、
温かい部屋で使うのなら無名メーカーでもいい
ということになります。
用途に合わせて使い分けるといいでしょう。
(無名メーカーのほうがいい、という場面はありませんが・・・)
ボンベには「プレミアム」や「ハイパワー」と書いてあるものがありますので、
そっちのほうが分かりやすいと思います。
(当然お値段は高くなります)
カセットコンロのボンベの処分方法は?
カセットコンロのボンベで一番困るのが使い終わったボンベの処分方法です。
ボンベですが、基本的にガスをすべて使い切ってから捨てます。
ボンベを振ってみて音がするようならまだガスが入っています。
基本はボンベのガスを抜いてから捨てますが、
地域によって多少扱いが違うようなので確認してみてください。
たいていはボンベに穴を開けてガスを抜くことになりますが、
室内は絶対NGです。
必ず風通しのいい屋外でやってください。
穴を開ける道具は100円ショップなどで売っていますので、
1つあると便利です。
ボンベの使用期限は?
片付けをしていたら使ってないボンベが出てきた・・ということもあるかと思います。
このボンベはだいたい何年ぐらい使えるのでしょうか。
だいたいの目安ですが、6〜7年以内に使うのがいいようです。
ただし、ボンベが錆びていたり変形しているものは使わないほうがいいです。