日本の各地には火を使ったお祭りがあります。
火は昔から厄除けや病気を避けるという意味合いがあることから、お祭りや神事に使われることが多くなっています。
火祭りでも、火の上を人が歩くという「火渡り祭」というものがあり、
その中でも有名なのが
「高尾山火渡り祭」
です。
この高尾山火渡り祭は、一般参加も可能なので多くの環境客が訪れます。
今回はこの高尾山火渡り祭の日程・見どころなどについて紹介します。
高尾山火渡り祭の日程・会場について
2018年の高尾山火渡り祭の日程は、
3月11日(日)
となっています。
時間は
13:00~15:30ごろ
となっています。
場所は、
高尾山薬王院・自動車祈祷殿広場(本堂ではありません)
(東京都八王子市高尾町2390)
で開催されます。
なお、雨天決行となっています。
高尾山火渡り祭のアクセス・駐車場について
高尾山火渡り祭の会場へのアクセスは、
電車の場合は、
京王線高尾山口駅から徒歩5分
車の場合は、
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の高尾山インター下車
となっています。
会場は祈祷殿駐車場なのですが、
当日は会場になるため駐車場が利用できません。
周辺には有料駐車場の「八王子市営駐車場」「京王高尾山駐車場」が利用できます。
ただし当日はすぐ満車になってしまうので、
高尾駅周辺の駐車場に駐車して京王線で高尾山口駅に向かうのがいいでしょう。
高尾山火渡り祭の見どころは?
高尾山火渡り祭の見どころは、修験道者による「火渡り」でしょう。
燠火(おきび)が四方に散らばる中を「おんばろだやそわか~」と唱えながら裸足で渡ります。
また、護摩焚きの火も見どころの1つで、
火の燃える勢いはかなり強く、警察官が避難させることもあるほど。
この火に点火する前に行われる修験道の儀式も必見です。
この高尾山火渡り祭の特徴の1つに一般参加ができるというのがありますが、
修験道者の火渡りが終わった後に「御信徒火渡り」と言う形で火渡りに参加することができます。
この御信徒火渡りは、願い事が叶うと言われていて、
毎年人気があり、1000人以上の人が参加します。
人気があるので、参加するのなら早めに現地に行ったほうがいいでしょう。
火渡りをするときには渡火証(300円)を購入して身につけて渡ります。
(この渡火証は火渡りをしなくても購入できます)