毎年、春のお彼岸の時期になると、全国各地でいろいろな行事が行われます。
福島県で開催される「会津彼岸獅子」は、古くから伝わっている獅子舞と笛や太鼓の音色を堪能できる伝統行事です。
この会津彼岸獅子は、豊作や家内安全を願って行われる行事となっています。
今回はこの会津彼岸獅子の日程・見どころなどについて紹介します。
会津彼岸獅子の日程とアクセスについて
2018年の会津彼岸獅子の日程は、
3月18日(日)
となっています。
時間は
10時30分〜15時30分
です。
場所は、
鶴ヶ城、阿弥陀寺など(福島県会津若松市)
で開催されます。
会場へのアクセスは、
鶴ヶ城が
ハイカラさん・あかべぇ「鶴ヶ城入口」下車、徒歩7分
阿弥陀寺が
ハイカラさん・あかべぇ「阿弥陀寺東」下車すぐ
となっています。
会津彼岸獅子の見どころは?
会津彼岸獅子の見どころとしては、5つの演目があります。
この会津彼岸獅子は「天寧獅子」とも言われ、以下の5つの演目からなっています。
演目は、3体の獅子が音楽に合わせて舞い踊りながら、市内を周遊します。
庭入り
3体の獅子が一列に並んで踊るのが特徴で、
太夫獅子、雌獅子、雄獅子が順番に舞い、家内安全を祈願します。
山おろし
獅子が山から下りてくる姿を表現した踊りです。
弓舞
弓舞は1体の獅子、太夫獅子だけで踊る舞です。
別名「弓くぐり」とも言われ、獅子にとって恐ろしい弓に対して、勇敢に立ち向かうという姿を表現しています。
幣舞
雄獅子1体で踊る舞です。
ひょっとこのお面をかぶった幣舞小僧と一緒に向かい合って踊るのが特徴です。
子供を食べようとした獅子が、子どもの乗っている鈴と魔除けが怖くて
周りをうろうろしているうちに、一緒になって遊んでしまう、
という様子を表現したとも言われています。
袖舞
再び、3体の獅子が一列になって踊ります。
衣装の袖を押さえながら踊るため、袖舞と呼ばれています。