おにぎりの食中毒を予防する方法は?冷ますのがポイント?

食べ物

おにぎり」は、お弁当など定番の食べ物です。

ただ、梅雨の時期や夏場は食中毒が気になりますよね。
実際、おにぎりが原因で食中毒になる人が毎年いるようです。

作るときにしっかり消毒したり手を洗ったりしていても、
場合によっては食中毒が起こってしまいます。

そこで、おにぎりの食中毒を予防する方法について紹介します。



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食中毒になる原因は?

食中毒になる原因としては、いくつかありますが、
主な原因は、
・細菌
・ウイルス
・食材に含まれる毒
があります。

少量だと問題はないのですが、これが許容量を超えると、
腹痛や吐き気、嘔吐、下痢などの症状になり、最悪の場合命にかかわることもあります。

この許容量は人によって差があります。
(一般的に子供や老人は許容量が低い)

食中毒を予防する原則について

食中毒については、予防するための原則としては、
・菌をつけない
・菌を増やさない
・殺菌
となっています。

菌をつけない」というのは、
食中毒の原因になる菌をつけないということで、
原因となる最も多いのが「黄色ブドウ球菌」です。

これは人の手のひらに多く存在します。

菌をつけないためには、おにぎりを作る前に手洗いをして手にある菌を減らしておく必要があります。
また、食器や使う道具もよく洗いましょう。

お弁当箱などに入れる場合でも、蓋の隙間などは菌が残りやすい場所です。
よく洗浄するようにしましょう。

また、おにぎりを作るときにラップを使うなどして直接手を触れない方法もいいでしょう。

黄色ブドウ球菌は、傷口に多く存在します。
そのため、手など傷口がある状態でおにぎりを握るのはやめておいたほうがいいでしょう。

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おにぎりは、ご飯が温かいうちに握る方が多いと思いますが、
温かいまま握ると湿気で水分が多くなるので、ご飯を冷ましてから握るといいでしょう。

また、海苔を巻くのも冷えてからがおすすめです。
海苔とご飯の接触面に湿気を増やさないためです。

次は「菌を増やさない」方法です。
菌は栄養分と水分、そしてある程度の温度があると増殖してしまいます。

梅雨時や夏場になると食中毒が増えるのはこれが原因です。

予防するためには、事前にしっかり加熱しておき、
その後はしっかりと冷ますようにしましょう。

また、余分な水分はきっておくようにしましょう。

また、持ち運びの際には、クーラーバッグなどで温度が低い状態にしておきましょう。
(温かいほうが美味しいのですが、食中毒の危険性が高まります)

最後の「殺菌」ですが、
殺菌するには、加熱するのが効果的です。

菌のほとんどは、85度以上で1分ほど加熱すると死滅します。

そのため、加熱してから冷ますようにしましょう。

また、殺菌作用としては、アルコールやお酢が効果的です。

事前にキッチンペーパーにお酢やアルコールを含ませて、お弁当箱などをさっと拭くのも効果的です。

食中毒の予防に効果がある食材

食中毒の予防には殺菌がいいのですが、殺菌作用がある食材があります。
こういった食材をうまく利用するといいでしょう。

まずは「梅干し」です。
おにぎりでは定番ですが、殺菌作用があるので昔から使われています。

また、「シソ」や「ゆかり」も同様に殺菌作用があります。

他にも「しょうが」も殺菌作用がありますので、うまく使うといいでしょう。

また、塩にも殺菌作用があります。
おにぎりには塩は必須ですので、これも理にかなっていたんですね。

逆に、おにぎりの具として最近流行っている「ツナマヨ」などは、傷みやすい具材です。

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