年末といえば「大掃除」ですよね。
なぜ冬の寒い時期に掃除をするのか・・・と思いたくなるところですが、
普段あまり掃除しないところを掃除するいい機会ですね。
で、大掃除で掃除する大物と言えば
「換気扇」
ですよね。
あまりこまめに掃除する場所ではないですが、
見るからに汚れている場所。
触るのも嫌な感じなので毎年うんざりしている方も多いんじゃないでしょうか。
そこで、簡単に効率よく換気扇が掃除できる方法について紹介します。
換気扇の簡単にできる掃除法
換気扇の掃除には油汚れ用の洗剤を使うことが多いと思いますが、
汚れを落とすには結構大変です。
そこで、最近よく耳にする「重曹」を使います。
どちらも食用できるくらい害のないものです。
油汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹を使うことで、
中和して汚れを落とします。
重曹水・重曹ペーストの作り方
換気扇を掃除するために、重曹を使って重曹水・重曹ペーストを作ると便利です。
作り方ですが、まず重曹を用意します。
食用の重曹もありますが、掃除に使うためホームセンターなどで売っている掃除用の重曹を使いましょう。
(掃除道具のコーナーにあります)
重曹は粉末のまま使うこともできますが、重曹水にすると使いやすくなります。
重曹水は、水カップ1に対して重曹大さじ1の割り合いで作ります。
ただし、アルミは黒く変色してしまうので、重曹水を作る場合はアルミ容器以外のものにしましょう。
掃除する場所などの理由で、もう少し粘り気が欲しい場合は、重曹ペーストが便利です。
作り方は、重曹と水を1:3の割り合いで混ぜます。
重曹ペーストに食器洗い用の液体石鹸を混ぜるとさらに効果が上がります。
重曹を使った換気扇の掃除方法
それでは実際に重曹を使って換気扇を掃除します。
まず、汚れた換気扇を触ることになるので、ゴム手袋はしましょう。
換気扇の羽の掃除
まずは換気扇の羽を取り外します。
そして外した羽を重曹水につけておくか、重曹ペーストを塗りつけます。
その後、しばらく放置します。
重曹が汚れを分解するまで待ちます。
少なくとも数十分程度は置いておきましょう。
汚れがひどい場合は、もっと長時間置いておくといいでしょう。
その後、重曹を洗い流します。
油汚れを落とすので、なかなか落ちないイメージがありますが、
重曹につけた後は驚くほど簡単に汚れが落ちます。
重曹が油を浮かしているので、軽く触るだけで汚れが剥がれ落ちます。
ここで石鹸や洗剤などは使う必要はありません。
フードの掃除
換気扇のフードは、外して重曹水につけておくといいでしょう。
それでも落ちない汚れは、使い古しの歯ブラシなどに重曹ペーストをつけてこすると落ちやすくなります。
換気扇周りの掃除
換気扇の周りも油でベトベトになっています。
周りの壁などは取り外して漬け置きできないので、
メラミンスポンジに重曹水をつけてこするとよく落ちます。
ただし、アルミを使っている場所は変色するので、アルミに重曹を使うのはやめておきましょう。
まとめ
重曹は他の油汚れにも使えますので、
重曹水などをまとめて作っておくと便利ですよ。