夏になると出てくるいや〜な存在が「虫」ですね。
とくに蚊などはなんとかしたいものです。
そこで外出するときなどによく使うのが
「虫よけスプレー」
なのですが、この虫よけスプレーは
きちんとした使い方をしないと効果が薄くなってしまいます。
そこで、虫よけスプレーの効率のいい使い方や注意点などについて紹介します。
虫除け剤の正しい使い方
まずは虫除け剤の定番の「虫よけスプレー」です。
スプレータイプの虫除け剤の正しい使い方は、
「噴霧した後に、手で皮膚に塗り広げる」
ことです。
スプレーしただけでは、虫除け剤の大部分が空気中に飛び散ってしまい、
皮膚にはほとんどついていません。
そのため、ちゃんと皮膚にいきわたるように手で塗り広げましょう。
また、こまめに塗り直しをすることもポイントです。
目安としては、2〜3時間ごとに塗り直すといいでしょう。
スプレー以外にも、手で塗るジェルタイプの虫除け剤もありますので、
そういうのを利用するのもいいでしょう。
虫除け剤の選び方
虫除け剤を選ぶときには、その表記にも注意しましょう。
まず適用害虫に
「蚊成虫」
と表記されている
「防除用医薬部外品」
を選ぶようにしましょう。
この表記のものの虫除け剤のほうが効果が高くなります。
また、虫除け剤には液体のスプレータイプ、ジェルタイプ、
そしてシートになっているものがあります。
シートタイプの虫除け剤は、肌に密着するので使いやすいのですが、
濃度が低いものが多いので、こまめに使用する必要があります。
虫除け剤の使い方の注意点は?
虫除け剤ですが、使い方で注意する点があります。
まず子供に使う場合です。
虫よけ剤は、
「6か月未満の乳児には使用しないこと」
「6か月以上2歳未満は1日1回、2歳以上12歳未満は1日1~3回」
となっていますので、用法は正しく守ってください。
また、虫除け剤を塗るのは「露出しているところだけ」です。
衣服につけるのはOKですが、衣服の下には塗らないようにしましょう。
また、季節的に日焼け止めと併用することも多いと思いますが、
その場合は、日焼け止めを塗ってから、最後に虫除け剤を使うようにします。
逆にすると効果が低くなってしまいます。