日本の各地には神社が数多くありますが、
たいていの神社では例祭が行われます。
日光にある日光二荒山神社で行われる例祭として
「弥生祭」
があります。
弥生祭とは、別名「ごた祭り」とも言われ、厳格な格式通りに祭りが進行しないと、町単位で喧嘩になっていたため、この名前がついたそうです。
そのため、祭りの進行は慎重・丁寧に行われますが、揉め事が起こり、祭りの進行がストップすることもあります。
今回はこの弥生祭の日程・見どころなどについて紹介します。
弥生祭の日程・アクセスについて
2018年の弥生祭の日程は、
4月13日~4月17日
となってます。
場所は
日光二荒山神社・日光市街
で開催されます。
現地へのアクセスは、
電車の場合、
東武東武日光駅、世界遺産バス13分、バス停:二荒山神社前下車、または、路線バス10分、バス停:西参道下車
車の場合、
日光宇都宮道路日光IC、国道119号経由4.5km
となっています。
駐車場は有料駐車場があります。
(収容台数50台、500円)
ただし、4月17日は終日駐車ができません。
弥生祭のスケジュール
弥生祭のスケジュールは以下のようになっています。
・4月13日
午後1時:神輿飾祭(本社拝殿)
午後5時:献灯式(本社)
・4月14日
午後1時:滝尾神社神輿渡御発輿祭(本社拝殿)
午後2時頃:酒迎式(東照宮表門前)
午後3時頃:滝尾神社神輿着輿祭(滝尾神社)
・4月15日
午前10時:氏子大祭(本社拝殿)
・4月16日
午前9時:尾神社神輿還御発輿祭(滝尾神社)
午前9時:本社本宮神社神輿発輿祭(本社拝)
午前9時30分:高天原神事(本社神苑内の高天原)
午前10時:本社滝尾本宮神社三神輿還御着輿祭(本社拝殿)
・4月17日
午前10時:例祭(本社拝殿)
正午:三神輿本宮渡御発輿祭(本社拝殿)
午後1時:三神輿本宮着輿祭(本宮神社)
午後2時:三神輿本宮還御着輿祭(本社拝殿)
午前11時頃:東西両町家体献備(境内繰り込み)
正午:奉納余興(本社境内特設舞台)
午後3時頃:神明廻り
神明廻り終了後に拝殿前手打ち式
弥生祭の見どころは?
弥生祭の見どころとしては、花家体があります。
花家体とは屋台のことで、11台の花家体が、16日と17日に町中に繰り出されます。
この花家体は、鮮やかなピンク色のツツジの造花で飾られていて、
まず神社前に集まり、午前10時半頃から参道の坂道を勢い良く次々と駆け上がっていきます。
すべての花家体が境内前に集まり、お囃子などが奉納された後、
各町の代表がそれぞれ挨拶を交わす伝統の「名刺交換」が行われます。
この名刺交換が一番の見どころとなっています。