富士山の登山にかかる時間は?初心者が準備すべきポイントについて

観光

富士山が世界遺産になったことだし、
ちょっと登ってみたいなぁ・・・、
でも富士山の登山ってしたことないんだよなぁ・・。

という方は多いかと思います。

富士山は高さも日本一だから、やっぱ登山は大変かな?
とかいろいろと不安もあると思います。

そこで、富士登山の初心者向け
かんたんなポイントをご紹介します。

今年は富士山に登りたいなぁ・・・という方は
ぜひ参考にしてみてください。

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登山ルートとかかる時間と距離について

富士山の登山にはルートがいくつかあります。

ルートは基本的なものとして4つあります。
・吉田ルート
・須走ルート
・御殿場ルート
・富士宮ルート
の4つです。

それぞれのルートでは、道標の色がそれぞれ異なっています。
(黄、赤、青、緑)の4色)

これは予定のルートを間違わないようにこうなっています。

だいたいの距離とかかる時間は、
・吉田ルート 
距離:登り7.5km、下り7.6km
時間:登り6時間、下り3時間
山頂標高:3720m(久須志神社)
道標の色:黄

・富士宮ルート
距離:登り5km、下り5km
時間:登り5時間、下り3.5時間
山頂標高:3715m(浅間大社奥宮)
道標の色:青

・須走ルート
距離:登り7.8km、下り6.2km
時間:登り6.5時間、下り3時間
山頂標高:3720m(久須志神社)
道標の色:赤

・御殿場ルート
距離:登り11km、下り8.5km
時間:登り7.5時間、下り3.5時間
山頂標高:3715m(浅間大社奥宮)
道標の色:緑

となっています。

かかる時間については、初心者の方は
さらにかかると思っていてください。
(慣れていないので当然ですね)

予定を立てる場合は余裕をもっておいたほうがいいと思います。

この4つのルートで初心者の方にどれがオススメかというと、
吉田ルート
でしょうか。

吉田ルートをオススメする人はわりと多いようです。
山小屋の数も多く、登山者も多いので、
初心者でも困ることは少ないと思います。

逆に御殿場ルートは距離もかかる時間も長いので、
初心者は避けたほうが無難ですね。

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初心者が注意しておくべきポイント

ここからは富士登山で初心者が注意すべきポイントを挙げていきます。

まずは装備。

服装については、
まずは靴。
靴は軽めのトレッキングシューズにします。
間違ってもスニーカーとかそういう靴は禁止です。
(そうとう苦労しますよ・・・)
あとは、夏であっても防寒着は必要です。
(標高が高いので当然気温も下がります)
また、天気が変わりやすいので雨対策も必要です。
(当日天気が晴れでも必要ですよ)
あとは、乾燥していて砂がすごいのでマスクもあると便利です。

その他の装備としては、
リュック(あまり大きすぎると大変です)
ヘッドランプ(夜間は必須です)
ウェットティッシュ(富士山では手を洗える場所がほとんどないため)
タオル、保険証(なにかあったときの場合)
は必須です。

食料としては、
水(500mlのペットボトル3本ぐらい。あまり多いと負担になります)
種無しおゃぶり梅干し(熱中症対策)
飴やチョコなどの甘いもの(エネルギー切れのときに便利です)
ウィダーinゼリーなどのゼリー飲料も便利です。

あると便利なものとしては、
スパッツ(ズボンと靴を覆い、砂や石が靴に入るのを防ぐのに便利です)
小銭いれ(トイレチップが必要。大体1回200円。)
携帯座布団(休憩で座るとき便利です)
大型ポリ袋
酸素缶

があります。

他に注意すべきポイントは「高山病」です。
高い山に登ったことがある方は慣れているかもしれませんが、
初心者がいきなり高い山に登ると高山病になることがあります。

高山病にかかりにくくするための注意点としては、
・前日は睡眠をしっかりと取り、疲れを残さない
・五合目で高地順応のため1時間くらい過ごす
・ゆっくりしたペースで登り、意識して休憩をとる
・呼吸は深く大きくする
・水分をマメに摂取する
・糖分を適度に摂取する
・身体を冷やさないようにする
・腹部を締め付けないようにする
・余計な運動は避ける
・途中の山小屋で長めの休憩を取る
・高山病をあまり気にしない
というものがあります。

最後の項目のようにあまり気にしないほうがいいのですが、
張り切って無理をしない、というのが重要ですね。

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