もうすぐ夏!ですが、
夏といえば「甲子園」の高校野球!
という方も多いでしょう。
毎年なんだかんだで見ています。
で、甲子園の高校野球の印象に残るシーンといえば、
負けたチームが甲子園の土を集めて持って帰るというもの。
ほぼ恒例になってますよね。
でもあの土。
どんな土なのか気になる人も多いと思います。
そこで、あの甲子園の土はどこの土なのかなど、
ご紹介しますね。
甲子園はどこの土?成分は?
いつからか分かりませんが、
負けたチームが甲子園の土を記念に持って帰るのが恒例になっています。
せっせと袋に詰めていますが、
あの土はどこの土なのでしょうか?
といっても、甲子園ですから、
土選びをしているのは阪神園芸の人達ですね。
阪神園芸といえば、雨が降った後の復元整備がすごいので有名です。
と、余談はさておき、
甲子園で使っている土はいろいろな種類の土を合わせたものを
使っています。
・黒土
ベースとなる土です。
黒土の産地は、
・岡山県日本原
・三重県鈴鹿市
・鹿児島県鹿屋
・大分県大野郡三重町
・鳥取県大山
などの土をブレンドしたものを使っています。
意外と広範囲の土を使っているんですね。
・砂
土だけでなく砂も混ぜています。
砂の産地は、
・甲子園浜
・香櫨園浜
・瀬戸内海産の砂浜
・中国福建省
とこちらもかなり広範囲ですね。
この黒土と砂を混ぜていますが、
春は雨が多いので砂を多めに、
夏はボールを見やすくするために黒土を多めにしているんだとか。
季節に応じていろいろと入れ替えているですね。
春の大会と夏の大会で土が微妙に違う、
ということのようですね。
甲子園の土は販売してる?
こんな甲子園の土ですが、
販売してくれ〜という要望がかなり多いんだそうです。
そこで、甲子園の90周年記念として、
甲子園の土が入ったキーホルダーを無料配布したところ、
人気が出てオークションなどで高値になっているようです。
また、阪神園芸からも甲子園で使っている土と同じものを
「阪神園芸グラウンドキーパーの土」という名前で販売していたのですが、
人気殺到ですぐに中止になったんだとか。
現在はオークションで落札するぐらいしか入手方法はないようです。
まとめ
まあ甲子園の土といっても、ほとんどその人の思い出が大きいでしょうね。
一般の人が土を持ってても・・・という気もしますが。