結婚指輪など、常に指輪をしている方は、
たまに指輪が抜けなくなって困る場合があると思います。
たいていは指がむくんで外れにくくなっているのですが、
どうにもならなくなると大変ですよね。
そこで、指輪を外すための方法をいくつか紹介します。
指のむくみを解消する方法
指輪が抜けなくなる原因には太ってしまったというのもあるのですが、
指のむくみが原因のことが多いようです。
そこで、指のむくみを解消する方法です。
ツボを押す
合谷のツボを押します。
合谷のツボは、人差し指と親指の骨が合流する所からやや人差し指よりの場所にあります。
このあたりに、くぼみがある場所です。
ハンドクリームでマッサージ
手にハンドクリームを塗り、手の全体や指をマッサージします。
反対側の手の人差し指と親指で爪を挟むようにマッサージします。
ただ、薬指は交感神経を刺激するためマッサージしないようにしましょう。
手をグーパー運動する
まず肩の力を抜き、手を軽く振ります。
そして、手のひらを下に向け、両手を肩の高さまで上げ床と平行にします。
その状態で手を開いたり閉じたりします。
手の血液の流れをよくする
42度ぐらいの熱めのお湯に15分程度、手首から先をつけておきます。
手は力を入れずにリラックスした状態にします。
糸を使って指輪を外す方法
いろいろ試したけどやっぱり指輪が抜けない場合に使う方法です。
糸を使って少しずつ指輪を動かしていく方法です。
まず糸はタコ糸ぐらいのものを用意します。
そして指にはあらかじめハンドクリームやオイルなどを塗っておきます。
最初に指先から指の付け根の方向に糸を通します。
指輪を押さえて隙間をつくり、そこに糸を通します。
付け根側には10cm程度糸を通しておきます。
それから、指先側の糸を指輪の位置から指先にむかって、
グルグルときつめに巻いていきます。
第二関節くらいまで巻いたら、付け根側の糸を引っ張り、糸をほどいていきます。
この方法で糸を引っ張ることで指輪が少しずつ動くようになります。
指輪が抜けない場合の最終手段について
ここまでの方法を試したけどそれでも指輪が抜けないし、
緊急に指輪を外さなければならない場合には、
最後の手段として指輪を切る、という方法があります。
指輪は切れてしまいますが、これはあきらめるしかないですね。
指輪を切る方法としては、
・病院
・宝石店
・工具を使って自分で切る
・消防署
があります。
まず工具ですが、リングカッターというものが市販されています。
もし持っているのであれば、これで切ってください。
指輪用 リングカッター |
ただ、普通はリングカッターは持っていないと思います。
その場合は病院・宝石店・消防署で切ってもらいます。
消防署は、病院や宝石店が休みの場合でも対応してくれます。
まず、消防署で切ってもらう場合は事前に電話します。
連絡を入れてから消防署に行くようにします。
119番ではなく、近くの消防署の電話番号を調べてから自分で消防署に行くようにしましょう。
消防署では無料で対処してもらえます。
ただ、リングカッターを使用する前には「同意書」への署名が必要です。
(高価な場合もある指輪を切るのでそのために必要です)
消防署ではいきなりカットするのではなく、他の方法も試してくれるようです。
ただ、まれにリングカッターでも切れない場合がありますので、
その場合は病院での処置になります。
宝石店などで指輪を切断してもらう場合は有料になります。
ただ、宝石店によっては切った後の指輪を修復を無料でやってくれるところもあるようです。