もうすっかり冬。
冬といえば「こたつ」ですよね。
こたつに潜り込んでテレビなどを見る、
という日本特有の冬の過ごし方ですね。
で、こたつに入っているとついそのまま寝たくなってしまいます。
眠たくなってきたから、ベッドに行くのが面倒だし、
このまま寝てしまえ。
ってことで寝てしまった方もいるかと思います。
ただ、こたつで寝ると風邪をひきやすいという話を聞いたことがある方も多いと思います。
これは単なる迷信とかでなく、現実として風邪をひいてしまった方もいると思います。
そこで今回はこたつで寝ると風邪をひきやすい原因と予防法について紹介します。
こたつで寝ると風邪をひきやすい原因は?
まず、こたつに入っている時の体の状態はどうなっているかというと、
こたつに入っている下半身は暖められている状態で、
逆に上半身は部屋の温度と同じで冷えている状態です。
こういった体の体温が2つに分かれている状態が続きます。
この状態は短時間なら、人間がもっている体温調節機能があるので、
体温が平熱に保たれます。
ただ、こたつで寝てしまうとこの状態が長時間続いてしまいます。
そのため、体温を調節している自律神経に異常がでてしまいます。
通常、人間の体温は活動している昼間などは体温が高く、
寝ているときは体温が低くなります。
しかし、こたつで寝てしまうと、
下半身が常に体温よりも高い状態になります。
体温が高いとその分汗をかきやすくなりますが、
眠っている状態だと水分補給ができないので脱水状態になります。
そのため、喉の乾燥や自律神経の乱れからくる疲労などが出て、
風邪をひきやすい環境になってしまいます。
こたつで寝ると風邪をひきやすいのは、
こういった風邪をひきやすい状態を作ってしまうのが原因です。
こたつで寝ても風邪をひきにくくする予防法は?
こたつで寝ると風邪をひきやすいのは事実ですが、
必ず風邪をひくわけではありません。
もちろん、こたつで寝ないのが一番なのですが、
できるだけ風邪をひきにくくするための予防法を紹介します。
風邪をひきにくくするためには上であげた
風邪がひくやすくなる原因をなくすのが一番です。
まずは上半身と下半身の体温差があります。
この体温差をできるだけ少なくするため、
こたつの温度をだいたい体温より1〜2度ぐらい高い温度にします。
そして、できれば室温も高めに、だいたい25度ぐらいにするといいでしょう。
また、冬は空気が乾燥するため、湿度も40〜50%ぐらいにします。
また、うっかり寝てしまった場合のために、
こたつを置く床にはカーペットなどを敷いておき、
また肌掛布団などをそばに置いておき、
寝てしまいそうなときに掛けておくと風邪をひきにくくなります。
まとめ
こたつで寝た場合に風邪をひきにくくするには、
上半身と下半身の温度差をなくすのが一番です。
同時に空気の乾燥などといった普通の風邪をひく原因もなくしておくといいでしょう。