さて、春になると強くなるのが紫外線。
紫外線対策をしておかないと、日焼けしたり肌荒れになったりしますよね。
この日焼けですが、実は赤ちゃんでも起こります。
赤ちゃんの肌は大人の肌と比べてもデリケートなので、
紫外線によるダメージが残りやすくなります。
そのため、赤ちゃんでも紫外線対策は必要なんですね。
今回は赤ちゃんの日焼け対策の方法と日焼け止めについて紹介します。
赤ちゃんが紫外線を浴びるとどうなる?
赤ちゃんが紫外線を浴びると、すぐに表れる影響としては、
まず日焼けをします。
日焼けは日光でやけどをした状態なので、赤く腫れたり、
ひどい場合は水ぶくれになったりします。
また、将来的には、しわやシミの原因になったり、
肌の老化が早まったりすることもあります。
紫外線が多い時期は?
紫外線自体は一年中降り注いでいるのですが、
特に多くなるのは5月から8月の期間になります。
紫外線は夏のイメージですが、5月も夏と同じくらいの紫外線があります。
そのため、紫外線対策は春からやっておくのがいいでしょう。
日光に当たらないのもNG
紫外線対策も大切ですが、赤ちゃんが全く日光に当たらないのも問題です。
日光を浴びることでビタミンDが体内で生成されるのですが、
日光に当たらないでいると、ビタミンD不足になってしまいます。
その結果、「くる病」という病気になることも。
ビタミンDは母乳からは摂取できないため、
適度に日光に当たることも必要です。
日焼けを気にするあまり、日光に全く当たらないのも問題になりますので、
日焼けしない程度(長くて数十分程度)に日光には当たるようにしましょう。
赤ちゃんの紫外線対策
赤ちゃんの紫外線対策として注意するポイントを挙げてみます。
まず、紫外線の強い時間帯を避けるようにしましょう。
1日のうち、10時〜14時は一番紫外線が多い時間帯です。
そのため、散歩や外出などは朝の早い時間帯にするか、夕方がいいでしょう。
ただし、西日には注意してください。
また、外出するときは、露出が少ない服装にしましょう。
そして、直射日光を避け、日陰の場所を選んで歩くようにします。
赤ちゃんがまだ歩けない時期であれば、
抱っこして日傘をさすか、ベビーカーの幌を下ろすなどしておきます。
また、つばのある帽子をかぶらせることで直射日光を防ぐことができます。
赤ちゃんに日焼け止めは使ってもいい?
赤ちゃんの日焼け止め対策ですが、やはり一番効果があるのは日焼け止めです。
ただし、赤ちゃんでも使える日焼け止めか、もしくは低刺激なものにしましょう。
日焼け止めを使いはじめる時期としては、だいたい6ヶ月ぐらいが目安です。
赤ちゃんの日焼け止めを落とす方法
日焼け止めですが、赤ちゃん用の日焼け止めはたいてい水や石鹸で落とすことができます。
入浴時に石鹸で洗い流しましょう。
石鹸で洗い流した後は湯船につかることで、
肌に残った日焼け止めの成分をきれいに落とすことができます。