最近、やたら水素水とか、中には水素発生器とかいうものが話題になることが多くなっています。
体にいいとか、美容にいいとか、
まあいろいろと書いてあるのですが、正直眉唾ものです・・・。
水素の体への影響はともかく、これって本当に水素が入ってるの?
という疑問もありますよね。
という訳で、こういったものに本当に水素があるかどうか簡単に調べる方法を紹介します。
そもそも水素って?
水素は元素記号で1番目。
元素の中で一番軽いものとなってます。
特徴としては、引火しやすいという点があります。
実際には酸素と反応して水になります。
そして、水に溶けにくいというのも特徴の1つですね。
たぶん、小学校の理科の実験でやったと思いますが、
過酸化水素水などで発生させた水素を試験官なんかに集めて、
火を近づけてポン!という軽い爆発をさせたという実験があったと思います。
水素が入ってるか簡単に見分ける方法は?
簡単に見分ける方法はもうわかったかと思います。
本当に水素があるのなら火を近づければ爆発します。
さて、市販されている水素水はたいていパウチに入っています。
理由は水素が逃げないため、だそうです。
普通のペットボトルだと水素が逃げてしまう、というのが言い分のようです。
ということは・・・・。
はい、水素水のパウチの蓋を開けたら、そこから水素が出てくるはずですよね。
飲み口のところに火を近づけてみましょう。
水素が入っていれば爆発するはずです。
(ほんとに水素が入っていたらめっちゃ危険ですが・・・)
次は水素発生器です。
これはお風呂に入れて使うみたいですね。
水の中に入れて水素発生器から泡立っている映像がありますので、
何かが出ているはずです。
これを集めてみましょう。
大量に集めると、もし本当に水素が入っていたらかなり危険ですので、
透明の小さめの容器がおすすめです。
水素を集める方法としては、理科で実験でやった「上方置換」で行います。
上方置換は、水素は軽く水に溶けないので水中で気体を発生させて集めるという方法です。
まず小さめの容器に水を満たして空気を抜いておきます。
(お風呂の中に入れて水でいっぱいにすればOK)
水素発生器から出ている泡をその容器に入れます。
(容器を水素発生器の上に配置すると、泡となっている気体が容器に集まります)
容器に気体が集まったら、口を下にしたまま水から取り出して、口の部分に火を近づけてみましょう。
爆発したらその気体は水素です。
(爆発しなかったら何なんでしょうね)
まとめ
この記事はちょっとした皮肉なので、真似しないでくださいね。
(まあ、真似しても爆発なんてしないと思いますが)