夏になるとお祭りが増えてきますね。
日本にはいろいろな祭りがありますが、
伝統のあるお祭りも多いです。
「相馬野馬追」もそんなお祭りで、
伝統は1000年以上もあり、
国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
相馬地区の地域から集まった500騎もの甲冑姿の武者が、
町内を練り歩いたり、甲冑競馬を行ったり、
神旗を奪い合ったりするといった勇壮な祭りです。
そんな相馬野馬追の日程やアクセスなどについて紹介します。
相馬野馬追の日程は?
相馬野馬追は毎年、7月の最終土曜日から月曜日まで3日間開催されます。
2018年は7月28日から30日になります。
祭りの内容は日によって異なり、
初日は「お繰り出し」で、
中村神社で出陣式を行い、
それぞれの地域から出立した騎馬武者が集まり、
市内を一巡します。
2日目は「行列・甲冑競馬・神旗争奪戦・お上がり」で、
行列が新田川原付近に集結して、そこから祭場地の雲雀ケ原に向かいます。
雲雀ケ原では、むかしの野馬追になぞらえた甲冑競馬や神旗争奪戦が行われます。
その後、再びお上がりの行列を整え、城跡内の中村神社に戻ります。
3日目は「野馬懸」。
小高神社境内で野馬懸が行われます。
野馬に見立てられた馬が、騎馬武者たちに追われ、竹矢来の中に追い込められます。
その後、神馬にふさわしい馬が選ばれ、お小人といわれる白装束の男たちが、
この馬を捕まえ、神前に導いて奉納し、松の杭に繋ぎます。
追い込んだ馬を全て捕まえるとセリが行われて、相馬野馬追が終了します。
と3日間にわたって、流れがあるお祭りです。
できるなら3日間みたいところですが、
盛り上がるのは2日目でしょうか。
相馬野馬追へのアクセスは?
この「相馬野馬追」の会場は、
福島県南相馬市原町区
になります。
電車でのアクセスは、
新幹線で「福島」まで行き、
東北新幹線で福島まで行き、福島からは「福島交通」か「はらまち旅行」の運営するバスを利用します。
所要時間は、
福島駅東口から相馬営業所で約1時間30分(福島交通「相馬~霊山・福島線」)
福島駅東口から原町駅前で約1時間42分(福島交通「南相馬~川俣・福島線」)
福島駅西口から原ノ町駅で約2時間(はらまち旅行「福島線」)
です。
車でのアクセスは、
常磐自動車道の相馬インターチェンジで降りて市街地へ5分ほどです。
また、東北自動車道で二本松インターまで走り、そこから東へ向かう方法もあります。
おすすめの宿泊について
お祭りは3日間で朝から行われますので、
じっくり楽しみたい場合は現地で宿泊しておくのがいいでしょう。
相馬市周辺にもホテルや旅館はありますが、
福島駅からバスが出ているので、福島駅周辺の宿泊施設がおすすめです。
(数もそれなりにあります)
また、福島駅から少し移動してもいいのなら、
近くに飯坂温泉・土湯温泉があるので、そこで宿泊するのもいいでしょう。
(温泉も楽しめますし)
また、仙台からもバスが出ているので仙台で宿泊する、
という手もあります。
まとめ
時期的にちょうど夏休みなので、それなりに混雑するかと思います。
宿も早めの予約のほうがいいでしょう。