全国各地には、昔から続いているお祭りが数多くあります。
滋賀県で昔から続いているお祭りとして
「日野祭」
があります。
日野祭は、近江商人発祥の地であ、日野にある「馬見岡綿向神社」の春の例祭で、五穀豊穣を願って行われる神事です。
このお祭りは800年も続いています。
今回はこの日野祭の日程・アクセス・駐車場や屋台などについて紹介します。
日野祭の日程・アクセスは?
日野祭は、毎年5月2日〜3日に開催されます。
2018年の日野祭は、
5月2日(水)〜3日(木・祝)
となっています。
場所は、
馬見岡綿向神社(滋賀県蒲生郡日野町村井705)
で開催されます。
会場へのアクセスは、
電車の場合、
JR近江八幡駅南口から近江バス「北畑口行き」で約50分「向町」下車すぐ
近江鉄道日野駅から近江バス「北畑口行き」で約20分「向町」下車すぐ
車の場合、
名神高速道路八日市ICから国道421号、307号、477号を経て約20分
名神高速道路蒲生(がもう)スマートICから国道477号を経て約15分
新名神高速道路土山ICより国道1号、307号、477号を経て約20分
となっています。
駐車場は、お祭りの期間中に臨時無料駐車場が用意されます。
場所は、「日野町役場」「日野公民館」が利用できます。
約300台分用意されます。
日野祭のスケジュールについて
5月2日は「宵山」です。
午後2時から神輿が神社を出発し、4時頃に西之宮神社に宮入りします。
その後、夕方6時頃から10時にかけて、各町内の曳山の保管場所で提灯に照らされた曳山がお披露目されます。
曳山の上では、祭囃子が囃されます。
5月3日は「本祭」です。
午前7時30分頃から、お祭りを取り仕切る新調社と祭の主役の神子(新調社の町内から選ばれた7歳の男の子3人)が神社に向けて出発します。
午前8時から9時頃に、各町内の曳山が神社へ向けて出発し宮入りします。
11時頃に、神社で16基の曳山が集結します。
その後、神事が執り行われ、新調社と神子に続き、3基の大きな神輿などが馬見岡綿向神社から「ひばり野」と呼ばれる御旅所に向かって出発します。
午後3時頃にひばり野での神事を終えると、再び神社に戻ります。
夕方になると、神社に戻ってきた神子の行列と神輿が宮入します。
この時、3基の神輿が、かなりの勾配の太鼓橋を渡り、境内を回る様子は迫力があります。
日野祭の見どころは?
日野祭の見どころは、やはり16基ある曳山でしょう。
16基の曳山は、山倉から曳き出され、祭囃子を奏で、祭気分を盛り上げます。
また、本祭当日は、3人の神子と神調社という一団(芝田楽)による渡御行事、
豪華に飾られた3基の神輿、十数基曳山の巡行なども見どころとなります。
曳山は、2日の夕方からの宵山では、提灯を灯してとても綺麗です。
また、お祭の期間中は町中のいたるところで、祭囃子が流れて町全体がお祭一色になります。