最近では、いろいろな野菜がスーパーなどで販売されるようになりました。
そんな野菜の1つに
「コールラビ」
というものがあります。
今回は、このコールラビの栄養分や食べ方などについて紹介します。
コールラビってどんな野菜?
コールラビはアブラナ科のヤセイカンランの変種とされている野菜で、
根元の肥大した茎の部分を食べる野菜です。
原産地は、地中海北岸地方とされていて、
名前の由来は、ドイツ語の「キャベツ」+「カブ」という意味です。
日本名では、「カブカンラン」「カブタマナ」「球茎キャベツ」などと呼ばれることもあります。
コールラビにはいくつか品種があり、
サイズが大きいもの、小さいもの、
色が緑色のもの、赤紫色のもの
などがあります。
ただ、色が違うものでも表皮だけで、中は同じ白い色をしています。
コールラビは、春に種を蒔き6〜7月に収穫する場合と、
8〜9月に種を蒔いて10月下旬〜12月に収穫する場合があります。
そのため、旬の時期は
6〜7月、11〜12月
となっています。
コールラビの栄養分は?
コールラビは、なにか多く含まれているような栄養分はありません。
全体的にキャベツと似たような栄養となっています。
主な栄養分としては、
ビタミンC
があります。
ビタミンCの効能としては、
抗酸化作用による老化の防止効果、コラーゲンの生成
などがあるとされています。
コールラビの特徴としては、栄養分が茹でた後でもあまり減らないという点があります。
そのため、加熱して調理しても無駄なく栄養分を摂取できます。
コールラビの食べ方は?
コールラビの食べ方としては、生のままでも食べることができますし、炒め物や煮物にも使えます。
外側の皮は硬く、煮ても筋っぽいので、厚めにむいてから調理するといいでしょう。
味としては、食感はカブや大根に似ていて、味はブロッコリーやキャベツに似ています。
生のまま食べるとシャキシャキした食感を楽しむことができますし、
炒めるとコリっとした食感、煮物にすると大根のように出汁を吸って口の中で崩れるような感じが楽しめます。
コールラビにはアクは少ないので、生のままサラダや和え物として調理できますし、
炒め物の場合は、さっと下茹でしてから調理するといいでしょう。
主な調理法としては、
薄くスライスしてサラダやマリネにしたり、漬物にすることもできます。
炒め物にする場合は、あまり薄くせずに食感を活かすようにするといいでしょう。
煮物はどんな料理でも使うことができ、カブと同じように使うといいでしょう。