寒さが本格的になってくると、気になるのが「電気代」です。
暖房をつける時間が長くなるので、
冬の請求書を見てびっくり・・・ということもありますよね。
かといって、寒いのをがまんして体調をくずしては元も子もありません。
できれば、暖かさはそのままで、上手に節約したいところです。
そこで、冬の電気代を節約する方法を、
暖房器具ごとのポイントに分けて調べてみました。
冬の電気代が高くなるのはなぜ?
冬に電気代が上がる大きな理由は、やはり暖房です。
エアコンは、外の気温と部屋の設定温度の差が大きいほど、
たくさんの電気を使います。
冬は外がとても寒いので、夏の冷房よりも電気を使いやすいんですね。
さらに、日が短くなって照明をつける時間が長くなったり、
お湯を使う機会が増えたりすることも、電気代が上がる原因になります。
ここからは、資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」に出ている試算をもとに、
暖房器具ごとの節約ポイントを紹介します。
なお、金額は試算で使われた電気料金の単価で計算されたものなので、
今の料金や家庭の使い方によって変わります。
エアコンの節約ポイント
暖房の室温は20℃を目安に
資源エネルギー庁では、
冬の暖房時の室温は20℃を目安にすることをすすめています。
外の気温が6℃のときに、エアコンの暖房の設定温度を
21℃から20℃に1℃下げた場合(1日9時間使用)、
年間で電気53.08kWhの省エネ、約1,650円の節約になるという試算です。
フィルターは月に1〜2回掃除する
フィルターにほこりがたまると、
空気を吸いこみにくくなり、暖房の効きが悪くなります。
フィルターを月に1回か2回掃除した場合、
目詰まりしているエアコンと比べて、
年間で電気31.95kWh、約990円の節約になるそうです。
必要なときだけつける
暖房を使う時間を1日1時間短くした場合(設定温度20℃)は、
年間で電気40.73kWh、約1,260円の節約になるという試算もあります。
ただし、エアコンは運転を始めたときに電気を多く使うので、
短い外出なら、こまめに切るよりつけたままのほうがよい場合もあるといわれています。
家の断熱性や外の気温によっても変わるので、使い方に合わせて選びましょう。
暖かい空気を循環させる
暖かい空気は、部屋の上のほうにたまりやすい性質があります。
エアコンの風向きは下向きにして、
扇風機やサーキュレーターを一緒に使って空気をかき混ぜると、
足元まで暖まりやすくなります。
また、室外機の吹き出し口のまわりに物を置くと、
暖房の効率が下がるので、まわりはすっきりさせておきましょう。
こたつ・電気カーペットの節約ポイント
こたつ
こたつは、体を直接温めるので、
もともと電気代がかかりにくい暖房器具といわれています。
さらに節約するなら、次の2つがポイントです。
- こたつ布団に、上掛けと敷布団をあわせて使う:年間で電気32.48kWh、約1,010円の節約
- 温度調節を「強」から「中」に下げる:年間で電気48.95kWh、約1,520円の節約
(どちらも1日5時間使用した場合の試算です)
こたつは腰から下を温めるものなので、上半身は冷えがちです。
カーディガンなどを1枚多めに着ておくと、
温度を上げなくても暖かく過ごせますよ。
電気カーペット
電気カーペットは、使い方しだいで節約の効果が大きい暖房器具です。
- 部屋の広さに合った大きさを選ぶ:3畳用を2畳用にすると、年間で電気89.91kWh、約2,790円の節約
- 設定温度を「強」から「中」にする(3畳用):年間で電気185.97kWh、約5,770円の節約
(どちらも1日5時間使用した場合の試算です)
床にじかに敷くと、熱が床に逃げてしまうので、
下に断熱マットを敷くのも省エネのコツです。
部分ごとに温められるタイプなら、
人のいないところは切っておきましょう。
ガス・石油ファンヒーターのポイント
ガスや石油のファンヒーターは、電気代だけでなく、ガス代や灯油代もかかります。
部屋の温度はすぐには下がらないので、
出かける前や寝る前は15分くらい前に切るのがコツです。
フィルターにほこりがたまると効率が下がるので、
こちらもこまめに掃除しましょう。
また、燃焼する暖房器具を使うときは、
一酸化炭素中毒を防ぐために、必ずこまめに換気をしてください。
部屋の暖かさを逃がさない工夫
暖房器具の使い方とあわせて、
部屋の暖かさを逃がさない工夫をすると、さらに効果的です。
- 厚手のカーテンを使う(床まで届く長さのほうが効果的)
- ドアや窓の開け閉めを少なくする
- 窓に断熱シートを貼る
- 重ね着や、ひざかけ・靴下で体を温める
冬の暖房の熱は、窓などの開口部からたくさん逃げているといわれています。
窓まわりの対策は、特に取り入れたいですね。
まとめ
冬の電気代の節約方法についてまとめると、
- エアコンは室温20℃を目安にして、フィルターを月1〜2回掃除する
- エアコンの風は下向きにして、扇風機などで空気を循環させる
- こたつは上掛けと敷布団を併用し、温度は「中」に
- 電気カーペットは部屋に合った大きさにして、断熱マットを敷く
- 厚手のカーテンなどで、窓から暖かさを逃がさない
がまんしすぎず、できることから取り入れて、
暖かく冬を過ごしたいですね。
暖房の電気代については、こちらの記事もどうぞ。
「電気カーペットとエアコン・こたつでは電気代はどれが安い?」
「エアコンはつけっぱなしがいい?節電になる使い方」
「エアコンの掃除を自分でする簡単な方法とは?時期と室外機について」
