11月に入ると、そろそろ年賀状のことが気になり始めますね。
でも、今年身内に不幸があった場合は、
年賀状のかわりに「喪中はがき」を出すことになります。
とはいえ、何度も出すものではないので、
「いつまでに出せばいいの?」
「どこまでの親戚が亡くなったら出すもの?」と迷ってしまいますよね。
そこで、喪中はがきを出す時期と、
書き方や出す範囲について調べてみました。
喪中はがきとは?
喪中はがきは、正しくは「年賀欠礼状」といいます。
身内が亡くなって喪に服しているため、
「新年のごあいさつ(年賀状)を控えさせていただきます」
ということを、前もって相手に知らせるためのあいさつ状です。
亡くなったことを知らせる「お知らせ」というよりも、
年賀状を出せないことへのおわびの意味が強いものなんですね。
喪中はがきはいつまでに出す?
喪中はがきは、11月中旬〜12月上旬に相手に届くように出すのが目安です。
相手が年賀状を書き始める前に届けるのがマナーなので、
遅くとも12月の初めごろまでには届くようにしましょう。
ちなみに、2027年用の年賀はがきは、
2026年11月2日から郵便局で販売されます。
年賀はがきが出回るころから準備を始める人も多いので、
11月中に出せると安心ですね。
あまり早すぎても、年賀状を書くころには忘れられてしまうことがあるので、
11月に入ってから出すのがちょうどよいでしょう。
なお、2026年は年賀状の受付(引受)開始日が、
これまでの12月15日から12月20日に変わりました。
ただ、年賀状を準備し始める時期が遅くなるわけではないので、
喪中はがきは、これまでどおり12月上旬までに届くようにしておくと安心です。
印刷はどうする?
喪中はがきは、自宅のプリンターで印刷するほか、
郵便局や印刷会社に印刷を頼むこともできます。
郵便局の喪中はがき印刷は、2026年は9月1日から申し込みを受け付けています。
仕上がって手元に届くまでに日数がかかるので、
出す時期から逆算して、早めに申し込んでおきましょう。
12月に亡くなった場合は?
12月に入ってから身内が亡くなった場合など、
喪中はがきが間に合わないこともあります。
その場合は、無理に喪中はがきを出さなくても大丈夫です。
年が明けてから、松の内(一般に1月7日まで)が過ぎたころに、
「寒中見舞い」として、
喪中だったことと年賀状をいただいたお礼を伝えましょう。
寒中見舞いは、立春(2月4日ごろ)までに届くように出すのが目安です。
喪中はがきを出す範囲は?
どの親族が亡くなったら出す?
一般的には、2親等までの親族が亡くなったときに出すといわれています。
| 親等 | 主な続柄 |
|---|---|
| 配偶者 | 夫・妻 |
| 1親等 | 父母、配偶者の父母、子 |
| 2親等 | 祖父母、兄弟姉妹、孫(配偶者側の祖父母・兄弟姉妹も含む) |
ただ、2親等のうち祖父母や兄弟姉妹の場合は、
一緒に暮らしていたかどうかや、付き合いの深さで判断する人も多いようです。
反対に、親等が離れていても、とても親しくしていた場合は
喪中はがきを出してもかまわないとされています。
誰に出す?
喪中はがきを出す相手は、
ふだん年賀状のやりとりをしている人が基本です。
仕事だけのお付き合いの相手には、
喪中はがきを出さずに、いつもどおり年賀状を出す人もいます。
また、葬儀に参列してくれた親戚など、
すでに喪中であることを知っている身内には、出さないこともあります。
喪中はがきを出していない相手から年賀状が届いたときも、
あわてずに、松の内が明けてから寒中見舞いでお返事をすれば大丈夫です。
喪中はがきの書き方
書く内容と順番
喪中はがきは、次のような順番で書くのが一般的です。
- 年賀欠礼のあいさつ
- 誰が、いつ、何歳で亡くなったか
- 生前お世話になったことへのお礼
- 相手を気づかう結びのあいさつ
- 日付(「令和八年十一月」のように月まで)
- 差出人の住所・名前
故人のことは、差出人から見た続柄で書きます。
夫婦の連名で出すときは、夫から見た続柄で書くことが多いようです。
書くときのマナー
- 文章に句読点(、。)を使わない
- 「年賀」という言葉は使わず、「年始」「年頭」「新年」などに言いかえる
- 「拝啓」「敬具」などの頭語・結語は入れない
- 結婚や出産など、おめでたい近況報告は書かない
年齢は、昔ながらの数え年で書くことが多いですが、
最近は満年齢で書く人も増えています。
文例
たとえば、父が亡くなった場合は次のように書きます。
喪中につき年末年始のご挨拶を謹んでご遠慮申し上げます
本年六月に父 ○○が八十五歳にて永眠いたしました
ここに本年中に賜りましたご厚情に深く感謝いたしますとともに
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
令和八年十一月
まとめ
喪中はがきについてまとめると、
- 11月中旬〜12月上旬に相手に届くように出す
- 間に合わないときは、松の内が明けてから寒中見舞いを出す
- 出す範囲は、一般に2親等までが目安
- 句読点を使わず、「年賀」は「年始」などに言いかえる
- 誰が、いつ、何歳で亡くなったかを書く
慌ただしい時期ですが、早めに準備して、
落ち着いて送れるといいですね。
喪中のマナーについては、こちらの記事もどうぞ。
「喪中はがきの返事の書き方のポイントは?マナーと文例について」
「喪中はあけおめメールやLINEはしてもいいの?返信はどうする?」
「神社への参拝は喪中にやってもいい?喪中のマナーについて」
