最近、立ちくらみが多いな〜とか、
なんかすぐに疲れる・・・なんてことありませんか。
女性には多いようなのですが、
「鉄分不足」
が原因かも。
鉄分不足だから、鉄分が多い食べ物を食べるようにしてるはずなのに、
あんまり効果あるように思えない・・・。
そういう場合は飲むとよくない飲み物を飲んでいる可能性があります。
そこで、鉄分と相性のよくない飲み物とその原因について
紹介します。
心当たりがある・・という方は参考にしてみてください。
鉄分の吸収を妨げる成分とは?
残念ながら、体内に摂取したはずの鉄分ですが、
その吸収を阻害してしまう成分があります。
代表的なものとしては、
・カフェイン
・タンニン
です。
かなり有名な成分ですよね。
カフェインはコーヒーなどで有名な成分で、
鉄分だけでなくミネラルの吸収も妨げてしまいます。
タンニンはお茶などで有名な成分で、
渋み成分のあるポリフェノールの一種です。
鉄分と一緒に摂取すると、タンニンがその鉄分と結びついてしまうため、
吸収されずに尿と一緒に体外に出てしまいます。
カフェイン・タンニンの多い飲み物は?
となると、このカフェインとタンニンを含む飲み物は
鉄分不足のときは避けるべき、ということになります。
カフェインを多く含む飲み物としては、
・コーヒー
・お茶(麦茶などカフェインを含まないものもある)
・ココア
・栄養ドリンク
などがあります。
食べ物でカフェインが多いのが
チョコレート
です。
タンニンを多く含む飲み物としては、
・コーヒー
・ワイン
・お茶(紅茶、ウーロン茶、煎茶、抹茶、ジャスミン茶など)
などがあります。
タンニンを含む食べ物としては、
・柿
・レンコン
があります。
どうしても飲みたい場合は?
上に挙げた飲み物、たぶん、みなさんよく飲まれる飲み物だと思います。
コーヒーにチョコレートなどは鉄分補給という点から見ると、
最悪の組み合わせなんですね・・・。
でも、コーヒーもお茶も飲めないなんて・・・と、
これらの飲み物を避けると飲みたいものがない・・・
という方も多いと思います。
できれば飲まないほうがいいのですが、
飲む場合は、まず食後は避けましょう。
食事で摂取した栄養分が吸収されるまでは待ってください。
飲むのなら食後しばらくたってからがおすすめです。
15時頃のティータイムならそれほど影響はないかと思います。
まとめ
コーヒーもお茶も体にいい面もあるのですが、
鉄分という点から見ると避けたほうがいいでしょう。
鉄分のサプリなんかもコーヒーやお茶で飲むのはだめ、ということですね。