口の中がなんか痛い・・・。
そう。口内炎ですね。
口内炎はできると厄介で、
食べたり飲んだりするだけで痛い・・・。
しかもすぐに治らないし・・・。
この口内炎。急にできるイメージがありますが、
なぜ口内炎になるのでしょうか?
今回は口内炎になる原因と治し方、
そしてなかなか治らない場合について紹介します。
口内炎の原因は?
口内炎がどういうときにできやすいかというと、
・風邪をひいているとき
・睡眠不足や疲労がある時
・栄養不足
など、体調が崩れているときが多くなります。
主に栄養不足が影響していて、
口内炎はビタミンB(特にB2とB6)が不足していると
起こりやすくなります。
ビタミンBの働きは、粘膜の保護と修復です。
口の中には多くの刺激(食べ物や歯が当たるなど)があるのですが、
こういった刺激から守ってくれるのが粘膜です。
普段は問題なく粘膜で守られているのですが、
ビタミン不足になると粘膜が減り、小さなキズができます。
そこに細菌が入り込み、口内炎になります。
口内炎の治し方は?
口内炎の治し方は、
口内炎の原因となるものを解消すればいい
ということになります。
なのでまずはビタミンBを摂取しましょう。
食べ物では、
レバー(牛・豚・鳥)
乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト)
卵
などがあります。
次の治し方としては、
口の中の細菌を減らすこと。
簡単な方法は「うがい薬」を使うことです。
うがい薬を使うと口の中の細菌が激減します。
食後や寝る前に使うのがおすすめです。
次に「口の中を乾燥させない」こと。
唾液にも殺菌作用があります。
口の中を乾燥させない方法としては、
口呼吸を避ける、というものがあります。
口呼吸すると口の中が乾燥しやすくなります。
また外の空気と一緒に細菌も入りやすくなります。
この対策としておすすめなのが「飴」。
ミントの飴などがおすすめです。
最後に即効性がほしいなら
「口内炎にはちみつを塗る」
というものがあります。
はちみつには、
・殺菌作用
・消炎作用(口内炎の炎症を抑えてくれる)
・ビタミンBが豊富
など口内炎を治すのにぴったりですね。
また、傷口を塞いてくれる効果もあります。
(ただ・・・シミます)
口内炎が治らない場合は?
口内炎はたいていは1〜2週間程度で自然に治ります。
ただ、2週間すぎてもなかなか治らなかったり、
何度も口内炎ができる、という場合は、別の原因がある可能性があります。
考えられる原因としては、
・風邪やストレスが長引いて免疫力が落ちている
・偏った食生活が原因で栄養バランスが悪くなっている
・鼻が詰まっているなどの原因で口呼吸になっている
というものがあります。
こういう状態であれば口内炎の治りも遅くなりますし、
再発もしやすくなります。
こういった生活習慣を改善しても治らない場合は、
病気の可能性があります。
・口内炎がずっと治らない
・何度も再発する
・口の外にも口内炎ができてきた
・痛みが激しい
こういった症状の場合は、一度病院で診てもらうことをおすすめします。