ルッコラの家庭菜園での育て方は?水耕栽培はできる?

食べ物

たまにサラダなどに入っている「ルッコラ」。

お店のサラダなどではなにげに食べてますが、
自分で食べようとスーパーなどで購入すると結構高いですよね。

このルッコラですが、家庭菜園でも簡単につくれる野菜なんです。
ベランダなどでも栽培できるので人気の野菜となっています。

そこでルッコラの育て方のコツや、
水耕栽培について紹介します。



スポンサーリンク

ルッコラの植える時期は?

ルッコラは生育が30日〜40日と早く、管理が簡単なため初心者でもできる野菜です。

まず、ルッコラをいつ植えるかについてですが、
春植えと秋植えがあります。

初心者には「秋植え」がおすすめです。

ルッコラは寒さには強いのですが、暑さには弱いので夏場は避けましょう。
冬でも育ちますが、冬は室内での栽培がおすすめです。

ルッコラは湿度にも弱いので梅雨の時期などは湿度対策が必要です。

秋植えの場合は9月〜12月までで、収穫時期は10月中旬から1月頃になります。

ルッコラに適している土とプランターについて

ルッコラを育てるのにはプランターが適していますが、
プランターのサイズは標準タイプのものがいいようです。

次にルッコラに適した土ですが、
市販の培養土でも問題なく栽培できます。

プランターの8分目ぐらいまで土を入れておきます。

ルッコラには連作障害があり、同じ土で同じ場所に植えると育ちにくくなりますので、
新しく土をつくってそこに植えるか、最低1年は間隔を空けましょう。

ルッコラの種まきと水やりについて

ルッコラの種は小さいため、種をまいてから水やりをすると、
種が流れてしまいます。

そのため、種を植える前に十分な水やりをしておきましょう。

また、種をまいた後に水やりを多くすると、植えた種が表面に出てしまうので注意です。

ルッコラは間引きをしながら育てます。
そのため、種は支柱などを使って深さ5mm程度のまき溝を作り、
そこに種を1cm間隔で撒いていきます。

条間は10㎝程度あけます。

種をまいた後は、ふるいなどを使って薄く土を被せます。
その後、軽く手で押さえて、土と種を密着させてあげます。

水やりは、ジョウロなどで種が流れない程度にします。
発芽するまでは土が乾いた時に水やりをする程度で問題ありません。

ルッコラはだいたい5〜7日ぐらいで発芽します。

ルッコラは多湿を嫌うので、水やりのしすぎには注意しましょう。
発芽後も土が乾いた時に水やりをする程度でいいでしょう。

スポンサードリンク

ルッコラの間引きについて

ルッコラは定期的に間引きをして育てます。

まず最初の間引きは発芽がそろった時期で、双葉が開いたタイミングで行います。

間引きのコツとしては、形が悪いものを間引いて、3〜4cm間隔にします。

次の間引きは本葉が4~5枚前後になったタイミングで行います。
間引きで株間を4~5cmにして1株にします。

間引きのときは、周辺の土を寄せて株元を軽く抑え、
株が倒れないように注意します。

収穫までのポイントは?

あとは収穫まで育てるのですが、いくつかポイントがあります。

まずは追肥です。

追肥は2回目の間引きが終わった時に行います。

化成肥料を使う場合は、株間を中耕して肥料を撒き、
それを根元に寄せるようにします。

次のポイントは「摘蕾(てきらい)」です。
これは蕾を取るということです。

ルッコラは気温が高くなるとトウ立ちしてしまい、
放っておくと花が咲いてしまいます。

ルッコラは葉を収穫しますので、そのままだと葉が固くなってしまいます。

葉を長く収穫するために、摘蕾は定期的に行いましょう。

ルッコラの収穫について

ルッコラの収穫時期は、丈が15㎝程度になったときです。

ルッコラの収穫方法は、外葉を摘み取るか、
株ごと切り取るかの方法があります。

また、長く収穫したい場合には、外葉を収穫するときに液肥などを追肥するといいでしょう。

ルッコラは水耕栽培はできる?

このルッコラですが、水耕栽培でも育てることができます。

市販の水耕栽培のグッズなどを使ってもいいですし、
ティーバッグにパーライトという石と液肥があるだけで、
水耕栽培ができます。

こちらのほうがより簡単なので、人気があります。

スポンサードリンク