秋といえば食欲の秋。
いろいろな食べ物が美味しい季節ですが、
「牡蠣」
も美味しいですよね。
牡蠣は栄養もあるし、美味しいし、好きな方も多いと思います。
ただ・・・やっかいなのが「あたる」こと。
牡蠣にあたっちゃって・・・という話を聞いたことがある方も多いと思います。
好きだったけどあたったのでもう食べられないという方もいるようですね。
そこで、牡蠣の栄養と効能、そしてあたる原因とあたらないための予防法について紹介します。
牡蠣の栄養と効能は?
牡蠣にはいろいろな栄養分が含まれています。
牡蠣に含まれる代表的な栄養分としては、
・亜鉛
・タウリン
・アミノ酸
・ミネラル
・ビタミン
があります。
効能としては、
・二日酔いの防止
(牡蠣の良質のタンパク質が肝臓を守ります)
・貧血
(ミネラルやビタミンA、B1、B2、B12、葉酸が造血に効果があります)
・美肌
(亜鉛によるターンオーバーの正常化や、アミノ酸による美肌効果)
があります。
美容を気にする女性にとっては最適な食べ物といえるでしょう。
牡蠣はなぜあたる?
牡蠣にあたる原因としては、大半が「ノロウイルス」によるものだと言われています。
牡蠣がノロウイルスで汚染されてしまったものを人が食べるとあたることになります。
ノロウイルスは人間が感染するのですが、
その感染した人の嘔吐物や便などが下水に流れ、
下水処理しきれなかったものが、海に流れます。
その海に流れたノロウイルスが牡蠣に蓄積してしまうことがあります。
その他、牡蠣が蓄積してしまったものでのアレルギー反応であたることもあるようです。
牡蠣にあたらないための予防法は?
では牡蠣にあたらなくするための対処方法です。
・しっかり加熱する
牡蠣を生で食べると美味しいのですが、
あたらないためにはしっかりと加熱しましょう。
理想としては、中心部の温度を85度以上にして5分以上加熱します。
・生食用でも加熱する
牡蠣には生食用と加熱用がありますが、
生食用でも生で食べるとあたることがあります。
生食用といっても、殺菌処理をしているわけではないので、
どうしてもあたりたくないのなら、加熱して食べましょう。
・体調が悪いときは食べない
体調が悪いときは、体内の免疫力が低下しているので、
ウイルスに感染しやすくなります。
まとめ
生の牡蠣をそのまま食べるのはすごく美味しいのですが、
どうしてもあたる危険性が高くなります。
牡蠣は加熱しても美味しいので、あたりたくないなら我慢ですね。