「へそのゴマ」を取るとお腹が痛くなるからやってはいけない、
といった話を聞いたことがあると思います。
あまりちゃんと取っているという方も少ないのではないでしょうか。
ただ、へそのゴマは取らないと黒く見えますし、
取ると結構臭うんですよね。
そこで、このへそのゴマの取り方や臭いなどについて紹介します。
へそのゴマは何でできている?
そもそも、へそのゴマは何なんでしょうか。
へそのゴマは、皮脂や古い角質などの老廃物が溜まって固まったものです。
たいていは、垢や石鹸のカスなどでできています。
へその部分の皮膚はかなりデコボコしているので、
垢などが溜まりやすくなっています。
そのため、へその部分に老廃物が集まりやすいんですね。
へそのゴマを取るとお腹が痛くなるのは本当?
なぜ、へそのゴマを取るとお腹が痛くなると言われているかというと、
実は直接的な原因はありません。
ただ、おへその下には脂肪や筋肉などがないため、
へそのゴマの掃除などで刺激を与えると内臓などが不調をきたすことがあるため、
こういうことが言われるようになったようです。
へそのゴマ自体は、不衛生なものなので、衛生面では清潔にしておいたほうがいい、
という意見が多いようです。
ただし、無理にへそのゴマを取るなどして傷つくと、バイ菌などが入って炎症を起こすこともあるので、
注意が必要です。
へそのゴマが臭う理由とは?
臭いの原因はたいてい細菌や雑菌などの繁殖が原因なのですが、
へそのゴマの臭いも同様に細菌が原因です。
おへそには約1400種類もの細菌がいるようで、
垢や皮脂などがその細菌のえさになっています。
その結果、臭いの原因になります。
へそのゴマの取り方は?
それではへそのゴマの取り方を紹介します。
無理矢理取ると傷つくことがあるので、注意してください。
まず、へそのゴマがかなり溜まっていたとしても、
一度に全部取ろうとしないでください。
何日かに分けて少しずつ取るようにしましょう。
入浴時などに体を洗うときに少しずつ取る、という方法もありますが、
効率がいいのはベビーオイルなどを使う方法です。
まず、おへそにベビーオイル(オリーブオイルでも可)を塗り、
10分程度放置します。
その後、綿棒を使ってやさしくへそのゴマを取り除きます。
綿棒にオイルを染み込ませてもいいです。
綿棒を使うときは強くこすったりしないようにしましょう。
もしこれで取れない場合には、無理に取ろうとせずに、
オイルを塗ってから放置する時間を長くするなど対応しましょう。
その後、オイルをタオルなどで拭き取ります。
お風呂あがりに取るようにするとより取りやすくなります。
へそのゴマを掃除する頻度ですが、
毎日するのはおすすめしません。
多くても週に2回ぐらいにしておきます。