春になると暖かくなるのはいいのですが、嫌〜な存在も出てきますよね。
そんな一番嫌な存在として「カメムシ」があります。
カメムシ自体には害がないのですが、やはり一番の問題は「臭い」。
あの嫌な臭いはなんとも言えないところがあります。
そして一番厄介なのが、カメムシが洗濯物につくということ。
もし気づかずに洗濯物を取り込んでしまったら・・・。
そこで、こんなカメムシに洗濯物がつく時期と、つかないようにする予防・対処法などについて紹介します。
カメムシが洗濯物につく時期は?
そもそも、カメムシはどこにでも生息していて、
秋頃になって気温が下がってくると、冬に備えて温かい家に集まってきます。
そして、春先になり気温が上がってくると活動を開始します。
春先にカメムシをよく見るのはそのためなんですね。
そんなカメムシは洗濯物についていることがあります。
カメムシは1年中生息しているのですが、洗濯物によくつく時期としては、
春先と初秋の頃になります。
カメムシの活動が活発になる時間帯もあって、
だいたい午前10時頃から午後3時頃に一番活動します。
春と秋のこの時間帯に見ることが多いということになります。
ちょうど洗濯物を干している時間帯ということですね・・・。
カメムシが洗濯物につく理由
では、なぜカメムシは洗濯物によくついているのでしょうか。
カメムシは普通の虫と同じように、
光に集まるという習性があります。
また、紫外線が反射しやすい色に寄ってくる習性もあります。
具体的には白や青、紫などに寄ってきやすいようです。
そして、カメムシは洗濯物についている香りも好みます。
洗濯物は白っぽく湿度も高く、いい香りがするので、カメムシにとって居心地のいい場所となってしまっています。
特に、すずらんの香りやフローラルの香りは、より寄ってきやすいので、
こういった香りの洗剤や柔軟剤を使う場合は気をつけてください。
カメムシから洗濯物を守る予防・対処法
洗濯物編
では、カメムシが洗濯物につくのを防ぐにはどうすればいいでしょうか。
まず、一番効果的なのはネットを使うという方法です。
洗濯物用のネットはサイズが小さいものが多いので、もう少し大きい洗濯物用でないものでもOKです。
また、色は白よりは黒のほうがいいでしょう。
通気性がよく、カメムシが入ってこない構造のものを選びましょう。
いちいちネットをかけるのは面倒!という場合は、干し方で工夫します。
白っぽい洗濯物を好むので、その周囲に黒っぽい色の洗濯物を干すことで防ぐことができます。
また、陰干しにするとカメムシが近寄りにくくなります。
周辺環境編
洗濯物以外にも、洗濯物を干す場所の周辺環境でも予防できます。
カメムシは、「クズ」という植物をエサにしています。
そのため、洗濯物を干すベランダや庭などにハエているのなら、除草しておくといいでしょう。
また、カメムシが嫌いな臭いを使うという方法もあります。
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こういった、カメムシが嫌いな臭いを利用してカメムシを近寄らなくするという方法があります。
この商品は、天然の植物精油やトウガラシエキスを配合したもので、
洗濯物の近くに吊るしておくだけで、カメムシが近づくのを防げます。
カメムシが洗濯物についてしまった場合の対処法
いろいろ対策したけど、洗濯物にカメムシがついている・・・という場合の対処法を紹介します。
まず、カメムシは嫌な臭いを出しますが、なにもしなければ臭いは出しません。
カメムシになにか刺激を与えて、カメムシが危険を感じるとあの臭いを出します。
そのため、もし洗濯物にカメムシがついていても、はたき落としたりすると臭いが出るのでやめましょう。
また、手でつかむのもおすすめしません。
対処法としては、白い紙をつかって、洗濯物に沿わせるようにして、
カメムシを紙のほうに移してしまいます。
その後、どこかに逃してしまいましょう。
カメムシは白色を好むので、白い紙を使うとうまくいきやすいです。
カメムシについてはコチラの記事もどうぞ。
「カメムシを寄せ付けない方法は?予防と駆除対策について」
まとめ
洗濯物のカメムシ対策について紹介しました。
まず、カメムシは白色と香りを好むので、ネットを使うか黒い洗濯物で工夫する、
カメムシがついた場合は刺激を与えずに白い紙などで逃がす、
というポイントを覚えておいてください。