暑い時期になると困るのが「虫」。
特に嫌なのが「蚊」ですよね。
虫よけスプレーなどもありますが、どうしても虫や蚊が出てきてしまいます。
虫よけ効果がある殺虫剤なども市販されていますが、
虫よけ効果がある植物も存在します。
そこで、虫よけに効果的な植物について紹介します。
蚊の予防・虫よけに効果がある植物は?
蚊の予防や虫よけには、こういった虫が嫌いな臭いを出す植物が効果的です。
こういった植物はいくつか存在していて、
当然人体には無害ですし、食用できるものもあります。
蚊連草(カレンソウ)
その名前の通り、蚊の予防に効果があります。
蚊連草はゼラニウムとシトロネラ草を交配して作ったと言われるハーブの一種です。
この2つのハーブに含まれている「シトロネラール」という香りが蚊を寄せ付けないとされています。
蚊連草はハーブの中でもシトロネラールの香りが強く、特に蚊を寄せつけにくいそうです。
蚊連草はホームセンターなどでも販売されていて、比較的安価で売られています。
レモングラス
レモンにそっくりな香りがするハーブの「レモングラス」。
トムヤムクンなどの料理でもよく使われます。
レモングラスには、「シトロネラ」という自然のオイルが含まれていて、
蚊よけキャンドルなどにも使われています。
虫よけ以外にもリラックス効果もありますが、
妊娠初期やイネ科の植物にアレルギーのある方は避けたほうがいいようです。
ニーム
蚊だけでなく、他の多くの害虫にも効果があります。
虫を寄せ付けず、薬用効果が高いことから、「奇跡の木」「ミラクルニーム」とも呼ばれています。
約200種類以上の害虫に効果があるため、「天然植物農薬」とも呼ばれています。
幼少期はニームの虫よけ効果が弱いので、大きくなったものを使いましょう。
ペパーミント
ペパーミントには「メントール」という成分が多く含まれています。
このメントールは虫よけに効果があります。
また、消臭効果も高いので、コップに挿してキッチンやトイレに置いておくのもいいでしょう。
ローズマリー
料理などにもよく使われるハーブの「ローズマリー」ですが、
香りが強いため虫が寄り付かない植物として有名です。
ローズマリーの鉢をそのまま窓辺などに置いておいてもいいですし、
伸びた枝葉をカットし、ハンカチなどに包んでタンスにいれておくのもいいでしょう。
特に枝を焼いていぶすと効果は強く、バーベキューなどで肉料理と一緒に使うと、蚊がよってこなくなります。
ゼラニウム
蚊連草のところでも説明しましたが、このゼラニウムも虫よけ効果が強い植物です。
蚊の嫌いな臭いを出すので、庭などの蚊の対策にいいと言われています。
まとめ
虫よけ効果がある植物はハーブが多いですが、普通に料理などにも使えるので、
使ってみるといいのではないでしょうか。