なにげなくニュースサイトを見てると、「抗菌せっけん」が販売禁止に、というニュースがありました。
え?どういうこと?
と思ってよく読んで見ると、アメリカで販売禁止になるそうですね。
でも抗菌せっけんって日本でも普通に売ってるし、実際よく使ってるんだけど、
販売禁止って何が問題なんだろう?と気になりますよね。
いくつかの成分が問題になっているようなので、その成分と、
日本で販売されているもので、その成分を含むものを紹介します。
抗菌せっけんの何が問題なの?
まず販売禁止になった理由としては、
「通常のせっけんと比べて優れた殺菌効果があるとは言えず、健康に悪影響を及ぼすリスクがある」
ということなんだそうです。
殺菌を売りにしているのに、殺菌効果が特にある訳ではなく、
逆に健康に悪影響があるかもしれない、
となると販売禁止となるのも分かります。
さて、ここで健康に悪影響があると言われているのが
抗菌せっけんに含まれている「トリクロサン」と「トリクロカルバン」という成分です。
これには、免疫系に打撃を与える恐れがある、ということですね。
今後アメリカでは、この2つの成分を含んだ製品がなくなりそうです。
日本で販売されているもので該当する製品は?
日本でも抗菌せっけんはたくさん販売されています。
「薬用石鹸」という名前で販売されていますね。
種類も数多くあるのですが、今回問題になっている成分が含まれているものはあるのでしょうか。
と思っていろいろ調べてみたのですが・・・・
ほとんどの製品で使われている
という結果でした。
むしろトリクロサンとトリクロカルバンが含まれていない薬用石鹸を探すほうが難しいかも、って言うレベル。
となると、日本で販売されている薬用石鹸はほぼ使えなくなりますね。
ただ、これはあくまでアメリカでの話。
日本でどうなるかは分かりません。
薬用石鹸を使わなければ手洗いはどうするの?
じゃあ今後は手洗いはどうすればいいのか?という疑問が出てきますよね。
まず手洗いは有効な方法なので続けるべき、ということなんだそうです。
手洗いで使うのは「普通の石鹸」か「アルコール消毒液」を使うといいようです。
あくまで自然のもの、ということですね。
まあアメリカの話なので、日本で対策されるまではそのままでいいや、
というのも考え方ですし、アメリカでそうなってるのだから、使うのは控えようというのも1つの考え方ですね。
ちょっと悩むところです。