祇園祭というと京都が有名ですが、
大分県の中津市で開催されるお祭りに
「中津祇園」
というものがあります。
中津市は、最近では唐揚げで有名になりましたが、
この中津祇園は、中津市を代表する伝統のあるお祭りです。
今回はこの中津祇園の日程・駐車場や見どころなどについて紹介します。
中津祇園の日程・アクセスについて
2018年の中津祇園の日程は、
7月27日(金)〜29日(日)
となっています。
時間は
7月27日(金)が「引き出し」で18:00~
28日(土)が「朝車」で4:00~
29日(日)が「戻車」で8:00~
となっています。
場所は、上祇園と下祇園の2ヶ所あり、
「上祇園」が、中津神社周辺(大分県中津市二ノ丁1273-1)
「下祇園」が、闇無浜神社周辺(大分県中津市角木447)
で開催されます。
また、初日の引き出しの日に
「中津市民花火大会」も開催されます。
花火大会の時間は
20:00〜
となっています。
会場へのアクセスは、
中津神社へは、
中津駅より徒歩約20分
闇無浜神社へは、
中津駅より徒歩約25分
となっています。
駐車場と交通規制について
期間中の駐車場はいくつか用意されています。
ただし、利用時間が制限されている場所があるので注意しましょう。
・中津城第2・第3駐車場
(大分県中津市二ノ丁本丸近辺)
料金無料で17:00から利用可能
・中津市営駅北口駐車場
(大分県中津市大字中殿445-3)
有料駐車場です
・中津市営豊田町駐車場
(大分県中津市豊田町14-3)
有料駐車場で、22:30までです。
一番収容台数が多いのが中津市営豊田町駐車場で、451台駐車できます。
また、周辺にはコインパーキングもいくつかあります。
期間中は交通規制も行われます。
福沢通りと呼ばれる約600メートルの区間が、
中津祇園の当日の17:00から歩行者天国になるため、
自動車の進入ができなくなります。
交通規制の詳細は、中津祇園保存協議会ホームページで公開されています。
http://nakatsu-gion.sakura.ne.jp/wp/information/toilet/
中津祇園の見どころは?
中津祇園の特徴としては、上祇園、下祇園という2つの祇園祭が一緒に行われる点です。
この2つのお祭りには、それぞれ見どころがあります。
中津祇園の見どころとしては、祇園車があります。
この祇園車が通りを豪快に駆け抜ける「やりどり」はかなり迫力があり、
「オイサオイサ」という掛け声とともに、スピードを緩めずカーブを曲がる様は見応えがあります。
やりどりは、
下祇園では、
「朝車」の10:30頃に福沢通り(県道530号)船町付近
15:30頃に福沢通り古魚町の交差点
「戻車」の13:00頃に中津駅北口
14:00頃に福沢通り古魚町の交差点
上祇園では、
「朝車」と「戻車」の14:30頃に大分銀行福沢通支店付近の交差点
で見ることができます。
朝車、戻車では締めを飾るの「練り込み」がありますが、
この内容は上祇園と下祇園で異なり、
上祇園は、ダイナミックな舵取りで弧を描きながら駆けまわる「廻し練り」
下祇園では、直線を猛スピードで駆け抜ける「棒練り」
を見ることができます。
この練り込みの時間帯は、
上祇園では、朝車の22:10頃と戻車の21:30頃に中津神社で、
下祇園では、朝車の21:00頃と戻車の20:30頃に闇無浜神社
でみることができます。
また、屋台も出店され、
17:00頃から「福沢通り」が歩行者天国になる場所で出店されます。
この時に、福沢通りに上祇園と下祇園の祇園車が集結するため、
祇園車を見ながら屋台を楽しむことができます。