ノパール(食用サボテン)の栄養価は?味と食べ方について

食べ物

サボテンというと、観賞用のものを思い浮かべると思いますが、
食用のサボテンもあります。

メキシコの人はサボテンを食べているそうですが、
日本でも食用のサボテンが販売されています。

ノパール」という名前なのですが、
これは食用ウチワサボテンのことです。

日本では、愛知県の春日井市で栽培されています。

このノパールが、いったいどんな味でどうやって食べるのか、
栄養価はどうなのかについて紹介します。



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ノパールの栄養と効能について

ノパールには多くの栄養分が含まれていますが、
一番多いのは繊維質です。

他には、17種類のアミノ酸、ビタミンC、B2、B3(ナイアシン)、ミネラルなども含まれています。

期待できる効果としては、
・糖尿病の予防
血糖値を下げて安定させる
・心臓病の予防
植物性たんぱく質が身体組織から水分を吸収して血管に送るため、
血行を良くし、悪玉コレステロールから善玉コレステロールへ変える
・ダイエット
リグニンという不溶性の食物繊維が多いため、食欲を抑え、消化促進、整腸作用がある
・胃潰瘍の予防
ネバネバの成分であるムコ多糖体と食物繊維などが、胃酸過多を防ぎ、胃の粘膜を保護

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また、多くのアミノ酸、ビタミン、ミネラルが、
神経組織のバランスを整えてくれるそうです。

ノパールの食べ方は?

ノパールの食べ方ですが、サボテンなので、調理する前には、
まず表面のとげを取り除きます。

販売されているものは、太いとげは取り除いてありますが、
細かいとげは残っています。

とげを取った後の表皮と中身の白い部分が食用となります。

また、とげが少ない品種もあるようです。

調理法としては、
生のまま、茹でる、焼く、炒める
といった方法があります。

生のままの場合はサラダやマリネで、
焼く場合はステーキ風にします。

また、野菜と一緒に炒め物にしても美味しく食べられます。

また、凍らせてからスムージーにするという食べ方もあります。

ノパールはどんな味?

さて、ノパールがどんな味なのかというと、
実際にはかなり淡白な味で、
苦味やクセはなく、少し酸味がある程度です。

生のまま食べると、サクサクした食感が楽しめます。

味付次第でどんな味にでもなるともいえますね。

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