冬になると空気が乾燥するせいか、唇が荒れてしまうことがあります。
唇荒れは、一度なってしまうと日常生活にも影響するので、
すぐにでも治したいところです。
そこで、唇荒れを一晩で治す方法について紹介します。
唇荒れをすぐに治す方法は?
方法としては、なるだけ薬などを使わない安全なものです。
では、方法ですが、
まず
・蒸しタオル
・ワセリン
・はちみつ
・ラップ
を準備します。
蒸しタオルは、小さなタオルを水で濡らして絞ったものを電子レンジで少し温めるといいでしょう。
ワセリンとはちみつは同量を混ぜておきます。
では使い方です。
まず、蒸しタオルを数分間程度、唇に当てて、唇を柔らかくします。
(少し痛いかもしれません)
そして、ワセリンとはちみつを混ぜたものを唇に塗ります。
その後、唇をラップで覆います。
このまましばらく放置します。
だいたい5〜10分程度したら、ラップを取り、蒸しタオルでやさしく拭き取ります。
唇にラップをすると、そのままでは息がしにくいので、ラップの中央に切れ目を入れておくといいでしょう。
鼻呼吸ができるのなら切れ目はなくても問題ありません。
お子さんの場合は切れ目を入れておいたほうがいいでしょう。
使うものはワセリンとはちみつなので、子どもにも問題なく使える安心な方法です。
唇が荒れた状態で口紅を塗る場合
さて、外出時には口紅を塗ると思いますが、唇が荒れていると口紅を塗るのも難しい場合があります。
こんな場合は、まずリップクリームを塗ってから口紅を塗るようにするといいです。
口紅を新しく変えたことが唇荒れの原因になることもあります。
また、古すぎる口紅が原因になることもあります。
もし普段と違う口紅を塗った後に唇が荒れた場合は、その口紅が原因かもしれません。
唇荒れの際のリップクリームの種類
さて、リップクリームにもいくつか種類がありますが、
唇荒れの場合にいいリップクリームはどれでしょうか。
リップクリームの種類としては、
・化粧品
・医薬部外品
・第三種医薬品
があります。
唇荒れの場合には、第三種医薬品がいいでしょう。
ただ、副作用が出る場合もあるので、唇荒れがひどい場合だけ使うといいでしょう。
ただ、あくまでリップクリームは唇荒れの予防なので、治療効果は期待できません。
どうしてもひどい場合
唇荒れがどうしてもひどい場合は、皮膚科にいって薬をもらいましょう。
唇荒れの場合、皮膚科では以下のような薬が処方されます。
・ミルドベート軟膏(ステロイド薬)
・パルデス軟膏(ステロイド薬)
・キンダベート(ステロイド薬)
・ミルドベート軟膏(ステロイド薬)
・ロコイド軟膏(ステロイド薬)
・プロトピック軟膏
・プロペト
・アズノール
・ワセリン
・ビタミン剤(B2、B6)
多いのはステロイド系の薬です。
ステロイド系はよく聞きますが、副作用があるので、あまり使いたくないかもしれません。
どうしても荒れがひどい場合のみ使うといいでしょう。
ステロイド系を使いたくないのなら、プロペト軟膏がいいでしょう。
プロペト軟膏は、白色ワセリンの不純物を精製したもので、皮膚の保護剤として使います。
油分の膜を張って水分の蒸発を防ぐので、唇を乾燥から守る効果があります。
なにより刺激が少ないので、肌に優しいのがいいですね。
皮膚科にいけないのなら、白色ワセリンとビタミン剤で代用できます。
まとめ
唇荒れの治し方について紹介しました。
唇荒れは、なってしまったら仕方ないですが、やはり予防がいいですね。
なるだけ唇を乾燥させないようにしましょう。
唇をなめるクセがある人がいますが、これは逆に乾燥するので注意が必要です。