毛虫を寄せ付けない方法は?予防方法と初期の駆除について

悩み

家の庭に木を植えているという人は多いかと思います。
木を植えていること自体はいいのですが、この時期困るのが「毛虫」です。

毛虫は見た目も嫌ですし、うっかり触ってしまうと刺されてしまいます。
見つけてから駆除するのも大変なので、できれば毛虫を寄せ付けないようにしたいところです。

そんな毛虫を寄せ付けない予防法について紹介します。

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毛虫を寄せ付けない方法は?

毛虫の予防方法にはいくつかありますが、
一番確実なのは殺虫剤を使う方法です。

毛虫の孵化する時期の少し前ぐらいに、殺虫剤を木全体に散布するといいでしょう。
殺虫剤としては浸透移行性のものを使います。

オルトラン液剤などを希釈したものを、噴霧器で散布します。
2週間ほど間を開けて、2回ぐらい散布すれば毛虫の予防になります。

噴霧器がなかったり、木が少しの場合などは、スプレーに入ったものもありますので、それを使うといいでしょう。

毛虫の孵化時期は種類によって違いますので、後ほど記載します。

次の方法が、卵の段階で除去する方法です。

毛虫の卵は、葉の裏に塊で産み付けます。
産卵時期に木の葉の裏側をチェックしておくと、毛虫は発生しなくなります。

ただし、卵を見つけても、表面に親蛾が毒毛をつけていくので、素手では触らないようにしましょう。

また、木を剪定して風通しをよくするのもおすすめです。
木の隙間を開けておくことで、毛虫の天敵である鳥や虫が入りやすいようにしておくと、卵を産み付けられるのを防げます。

もし毛虫が孵化してしまった場合、できるだけ小さいうちに駆除するようにしましょう。
毛虫は小さいうちは、葉の上で密集しているので駆除しやすくなっています。

この場合の駆除方法としては、枝ごとビニール袋で覆い、袋の口をテープで閉じてから切り落とします。

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スプレーの殺虫剤でも効果はあるのですが、毛虫の死骸にも毒があり、
毛虫が地面に落ちると、そこから毒毛が風に舞うためやめておきましょう。

毛虫が孵化する時期に、定期的に確認するといいでしょう。

それ以上に育ってしまった場合は、個人で駆除するのは大変なので、業者に依頼したほうがいいでしょう。

毛虫の孵化時期は?

毛虫は種類によって孵化の時期が違います。

毛虫予防は孵化する前に行いますので、参考にしてみてください。

ドクガ

ドクガの孵化の時期は
8月
です。

桜、柿、コナラ、ハマナス、イタドリ
といった木に生息します。

チャドクガ

チャドクガの孵化の時期は
4〜10月
です。

年に2回孵化します。

チャノキ、ツバキ、サザンカなどツバキ科の木に生息します。

イラガ

イラガの孵化の時期は
夏から秋にかけて
です。

年に1〜2回孵化します。

柿の木、桜、梅、リンゴなどのバラ科の木や、カエデ類、ヤナギ類、クリなどに生息します。

マツカレハ

マツカレハの孵化の時期は
7〜9月
です。

アカマツ、クロマツ、ヒマラヤスギなどに生息します。

マイマイガ

マイマイガの孵化の時期は
4月
です。

ほぼ全ての針葉樹、広葉樹、草本に生息する厄介な毛虫です。

まとめ

毛虫を寄せ付けない予防法について紹介しました。
対処するのはどれも孵化する前がいいのですが、まだ小さいうちなら駆除できます。

大きくなると駆除が大変なので業者に依頼したほうがいいかもしれません。

毛虫を駆除する方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
毛虫の発生する時期は?種類と駆除方法について

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