暖房を使う前のエアコンの掃除は?フィルターの手入れについて

暖房を使う前のエアコンの掃除は?フィルターの手入れについて 掃除

朝晩がぐっと冷えこんで、
そろそろ暖房がほしくなる季節になってきました。

でも、夏に冷房を使ったきりのエアコン、
そのまま暖房に切り替えて大丈夫かな・・・と気になりますよね。

暖房を使う前にやっておきたいのが「フィルターの掃除」です。

そこで、暖房シーズン前のエアコンの掃除と、
フィルターの手入れの方法について調べてみました。

暖房の前にエアコンを掃除したほうがいい理由

エアコンは部屋の空気を吸いこんで、
暖めたり冷やしたりしてから吹き出しています。

その吸いこみ口にあるのがフィルターで、
部屋のホコリをここで受け止めています。

夏のあいだ冷房をたくさん使っていると、
フィルターにはかなりのホコリがたまっていることが多いです。

フィルターが目づまりすると、空気を吸いこみにくくなり、
暖まりにくくなったり、電気代がかさんだりする原因になります。

三菱電機の実験では、約半年間(1日8時間の使用を想定)掃除しなかったフィルターは、
新品のフィルターと比べて消費電力が約12%悪化したそうです。

これから冬にかけて毎日使うことを考えると、
使い始める前にきれいにしておきたいですね。

フィルター掃除の頻度と準備するもの

お掃除機能がないエアコンの場合、
フィルター掃除の目安は2週間に1回程度とされています。

「そんなに?」と思うかもしれませんが、
ホコリが少ないうちのほうが、掃除機だけでさっと終わるので楽です。

ちなみに、ダイキンによると、お掃除機能つきのエアコンなら、
自動のお掃除をオンにしていれば、基本的にフィルター掃除はしなくてよいそうです。
ただ、お掃除機能のしくみはメーカーや機種によって大きく違うので、取扱説明書で確かめておきましょう。

ただし、ホコリをためておくダストボックスがある機種は、
お知らせのランプがついたら中のホコリを捨てる必要があります。

いずれにしても、汚れが目についたら手入れをしておくと安心です。

準備するものはこちらです。

  • 掃除機
  • やわらかい布(外側の乾拭き用)
  • バケツと台所用の中性洗剤(汚れがひどいとき)
  • 新聞紙など(床にホコリが落ちないように敷く)

高い場所の作業になるので、
踏み台はぐらつかない安定したものを使いましょう。

エアコンのフィルター掃除の手順

ここからはフィルター掃除の流れです。

細かい外し方は機種によって違うので、
取扱説明書もあわせて確認してくださいね。

1. 運転を止めて電源プラグを抜く

まずは必ず運転を止めて、電源プラグを抜きます。

感電やけがを防ぐためにも、
ここは省略しないようにしましょう。

2. 前面パネルを開けてフィルターを外す

前面パネルを開けて、フィルターを引き出します。

このとき、奥にある金属のフィン(熱交換器)には手を触れないようにします。
けがや変形の原因になります。

3. 掃除機でホコリを吸い取る

フィルターの表面のホコリを、掃除機でやさしく吸い取ります。

ゴシゴシ押しつけると網目が傷むことがあるので、
なでるような感じで動かすのがポイントです。

4. 汚れがひどいときは水洗い

掃除機で取りきれないときは、
バケツの水に中性洗剤を少し入れて、やわらかい布で軽くなでるように洗います。

よくすすいで軽く水を切ったら、
日陰でしっかり乾かします。

生乾きのまま戻すとカビの原因になるので、
完全に乾いてから取りつけましょう。

5. 外側も乾拭きする

フィルターを戻してパネルを閉めたら、
本体の外側のホコリをやわらかい布で乾拭きします。

前面パネルの汚れが目立つときは、
水を含ませて固くしぼった布で拭くとすっきりします。

掃除のときに気をつけたいこと

フィルターの掃除で、使わないほうがいいものもあります。

ダイキンでは、変形や変色、傷の原因になるとして、
次のものは使わないよう案内しています。

  • 40℃以上のお湯
  • ベンジンやシンナーなどの揮発性の溶剤
  • タワシなどの硬いもの

また、ドライヤーの熱や直射日光で急いで乾かすのも、
フィルターが変形することがあるので避けたほうがよさそうです。

もうひとつ気をつけたいのが、
エアコン内部を自分で洗浄することです。

NITE(製品評価技術基盤機構)によると、
誤った方法で内部を洗浄したことによる火災事故が、2019年度までの5年間に20件起きています。

洗浄液が電気部品にかかって、発火につながったと考えられる例もあるそうです。

熱交換器の奥やファンの汚れが気になるときは、
無理をせずメーカーや専門の業者に相談するのが安心ですね。

掃除が終わったら、暖房で一度運転してみて、
きちんと暖かい風が出るか、異音や気になるにおいがないかも確かめておきましょう。

まとめ

暖房を使う前のエアコンの掃除をまとめると、

  • フィルターが目づまりすると暖まりにくく、電気代もかさみやすい
  • 掃除の目安は2週間に1回。必ず電源プラグを抜いてから
  • ホコリは掃除機で吸い取り、汚れがひどければ中性洗剤で洗って陰干し
  • 内部の洗浄は自分でせず、メーカーや業者に相談する

本格的に寒くなる前に、ぜひフィルターだけでもきれいにしておきたいですね。

エアコンの掃除についてはこちらの記事もどうぞ。
「エアコンの掃除を自分でする簡単な方法とは?時期と室外機について」
「エアコンからカビや埃が落ちてくる場合の対処法は?」
「エアコンが臭い原因は室外機にある?対処法と予防方法について」

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