いろいろな料理に使う「玉ねぎ」。
炒めたり煮込んだり、いろいろ使い道がありますが、
玉ねぎで大変なのが「涙」。
玉ねぎを切ると涙が出てくるんですよね。
特に「みじん切り」ならそれはもう・・・。
だからって玉ねぎを使わないわけにいかないし、
なんとか我慢しながら調理してる、
という方は多いんじゃないでしょうか。
これ、なんとかならないのかなぁ・・・と
いろいろ調べたり試したりしてみたのですが、
涙が出ない方法、あるんです。
完全になくなるってほどじゃないんだけど、
以前のように涙をボロボロ流すってことはなくなりました。
その方法をいくつか紹介しますね。
玉ねぎの涙が出ない切り方
ゴーグルを着けて切る、なんて方法じゃないのでご心配なく。
方法はいくつかあるので、試せるものから試してみてください。
・よく切れる包丁を使う
玉ねぎを切るときはよく切れる包丁を使いましょう。
玉ねぎで涙が出る原因は「硫化アリル」という成分なのですが、
切れ味が悪い包丁だと玉ねぎの繊維を潰してしまい、
その時に硫化アリルが飛び散っています。
よく切れる包丁だと、硫化アリルが飛び散る量がかなり少なくなります。
また切る時間も短くすると硫化アリルの量を減らすことができます。
・切る前に玉ねぎを冷やしておく
硫化アリルという成分は揮発性が高いのですが、
冷やすとこれを鈍くすることができます。
玉ねぎを切る前に冷蔵庫で1時間ほど冷やしておきましょう。
・玉ねぎを温める
さっきと真逆ですが、
これは熱を加えることで硫化アリルが変質し、
涙が出なくなるという方法です。
料理によっては使えないですが、
温めても問題ない場合はこの方法が使えます。
皮をむいた玉ねぎをラップで包み、
電子レンジで20秒〜1分温めます。
・玉ねぎを水に入れる
皮をむいた玉ねぎの両端を切り、
半分に切ったものを水につけておきます。
硫化アリルは、水溶性なので、水に抜け出ます。
だいたい15分ぐらいつけておくと効果的です。
ただ、硫化アリルは玉ねぎの栄養素でもあるので、
つけ過ぎには注意してください。
・切った玉ねぎを密閉する
みじん切りなどにして玉ねぎからも硫化アリルが出ます。
そのため、切った玉ねぎはタッパーなどに詰めて密閉しておきましょう。
大量に切る場合などは少しずつ容器に詰めながらやるといいでしょう。
・切り方を工夫する
玉ねぎの切り方で涙が出にくくできます。
玉ねぎには繊維があるのですが、
その繊維に直角に切ると硫化アリルが出やすくなります。
みじん切りの場合、どちらの方向にも切ることになるのですが、
まずは繊維に沿って切り、次に繊維に直角に切る、
という順番にすると効果があります。
まとめ
地味ですがメガネやコンタクトも効果はあるようです。