「ジャンボ宝くじ」ですが、購入したことがある人は多いと思います。
1等が当たれば巨額が得られるので夢を見る意味もあり、
購入する方は多いですよね。
ジャンボ宝くじだけでも年に4回。
その他の宝くじも含めるとほぼ年中発売されています。
そんなジャンボ宝くじですが、毎回発売日になると、
行列ができる、というニュースが放送されています。
また、当たりやすい宝くじ売り場なんて話もあって、
当たる確率が上がるのでは?
と思う方も多いと思います。
そこで、宝くじの行列や当たりやすい売り場など、
本当はどうなのかについてと、
当たる確率について紹介します。
行列や当たりやすい売り場ってどうなの?
まずは行列に並ぶことと、当たりやすい売り場についてです。
最初に「行列」についてです。
発売日には宝くじ売り場で行列をつくって並んでまで購入している人がいますが、
残念ながら確率論的には全く意味がありません。
確率論から考えると、一般的にくじを引く順番は当たる確率と関係ないことが証明されています。
もし宝くじが先着順で当たるのなら行列に並ぶ意味はありますが、
そんなわけはないので、並ぶ意味はほんとになにもありません。
発売日の当日朝一番に購入しても、発売最終日に購入しても確率は同じです。
次は「当たりやすい売り場」です。
この売場からは1等が何本も出ている、みたいなことが書いてあることもありますが、
実はこれもほとんど確率としては意味がありません。
ジャンボ宝くじは1000万枚がセットになっていて、その中に1等が1つあります。
つまり、1000万枚販売すれば必ず1等が出ることになります。
当たりやすい売り場というのは、単に宝くじが売れている売り場、
というだけなんですね。
田舎なんかにある売り場から当たりが出ていないのは売れていないから。
だから、確率的にはどこでかっても確率は変わりません。
当たる確率が上がる方法は?
残念ながら当たる確率が上がる方法はありません。
強いて言えば、数を買う、ということ。
なんだそれ?と言いたくなりますが、それが現実です・・・。
ただ、当たる確率を下げない方法はあります。
ジャンボ宝くじの1等の当たる確率は1000万分の1です。
これは1000万枚販売すれば必ずその中に1等が1つある、
ということです。
ここで問題になるのが「売れなかった宝くじが1等になる場合がある」という点です。
ジャンボ宝くじは1セット1000万枚ですが、例えばそのうち500万枚しか売れなかった場合、
当たる確率は実質半分になってしまいます。
そしてジャンボ宝くじか毎回少なからず売れ残りがあります。
その売れ残りがどれくらいあるかは分からないんですね。
では、売れ残りのでないセットの宝くじを購入するにはどうすればいいかですが、
・宝くじの販売期間の最初のほうに購入する(終盤は売れ残りになりやすい)
・そこそこ売れている売り場から購入する
という方法があります。
と考えると販売初日に当たる売り場に行列をつくって買う、
というのは完全に無意味というわけでもなさそうですね。
まとめ
とはいっても、その確率の差はわずかで誤差のレベルです。
購入する場合はあまり気にせずに気楽に購入すればいいと思います。