最近テニスを見始めたけど、
ルールがいまいち分からない・・・という方のための
簡単なルールの説明のその2です。
その1はこちらからどうぞ。
>>テニスのルールと得点の数え方など簡単に説明してみた
今回はサーブなどゲーム内のルールと、
グランドスラム大会などにあるチャレンジ制度についてです。
テニスのゲーム内のルールについて
ゲーム内でのルールです。
まずは「サーブ」ですね。(サービスともいいます)
サーブ権は、1ゲームごとに交互に入れ替わります。
サーブですが、
この図だと、2の場所から打つ場合は、3の四角形の中に入れる必要があります。
(ちょっと分かりにくいですが・・)
反対側から打つ場合も同様に、対角線上にある四角形の中にボールを入れる必要があります。
ここに入らないと「フォルト」となります。
サーブは2回まで打つことができて、2回失敗すると「ダブルフォルト」となり、
相手に1ポイント入ります。
例外として、サーブを打ったボールがネットに当たり、ボールが本来打つべき場所に落ちた場合、
(図でいうと、2から打ってネットにあたり3の四角形に落ちた場合)
「レット」となり、打ち直しになります。
ちなみに図の1の場所はダブルスだけで使いますので、ダブルス以外ではアウトの場所になります。
テニスはワンバウンドかノーバウンドで相手のコートに返せばいいのですが、
サーブはノーバウンドで打ってはいけません。
チャレンジ制度について
グランドスラム大会など、大きな大会には「チャレンジ制度」というものがあります。
これはテニスのルールとはちょっと言えないですが、
ここ数年で始まった制度です。
専用の機械を使ってボールがコートに入っているか(イン)、出ているか(アウト)を判断します。
審判の判定が気に入らない場合に使うことができます。
ただし、使いすぎると試合のテンポが悪くなるので、
1セットにつき3回までとなっています。
ただし、チャレンジに成功(審判の判定とチャレンジの結果が違った場合)は、
回数は減りません。
このチャレンジ制度ですが、当然ながら専用の機械がコートについていないと使うことができません。
たとえグランドスラム大会であっても、全てのコートにはついていません。
グランドスラム大会などではセンターコート(一番いいコート)、No.1コート(次にいいコート)、
と番号がついていることが多いのですが、シード選手は基本的にいいコートで試合ができますが、
ノーシードの選手の最初のほうの試合などはかなり番号の高いコートでの試合になります。
そういう番号はチャレンジ制度が使えない、ということになっています。
まとめ
まだまだ細かいルールはあるのですが、一応テレビで見ている分にはだいたい分かるかと思います。