インフルエンザを家族にうつさないための注意点と方法は?

季節

冬になると嫌なのが「インフルエンザ」です。

風邪も大変ですが、インフルエンザになるともっと大変で、
学校や仕事を休まなくてはならなかったりしますね。

インフルエンザに感染すると、学校や会社によってはしばらくの期間休むことになる場合もあると思います。

学校や会社としては、感染が広がらないための処置なのですが、
大変なのはインフルエンザにかかってしまった家族です。

ずっと家にいるため、家族への感染の可能性が高くなってしまいます。

そこで、インフルエンザを家族に感染させないための対処法について紹介します。



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インフルエンザが感染する原因は?

インフルエンザに感染しないための予防のためには、
インフルエンザがどのようにして感染するかを知っておきましょう。

インフルエンザが感染する原因には
・飛沫感染
・接触感染
・空気感染
があります。

飛沫感染」は、
感染した人が、咳やくしゃみをした時に飛び散るウイルスを、
別の人が吸い込んだことで感染することです。

口や鼻といった呼吸器からだけでなく、目や粘膜からも感染する場合もあります。

接触感染」は、
飛び散ったウイルスを触れることで感染します。
ウイルスに触れた手で口や鼻、目などを触ることでウイルスに感染します。

接触感染しやすいのは机やドアノブ、電気のスイッチなどよく触る場所が多くなっています。

空気感染」は、
飛び散ったウイルスが空気中に浮遊しているのですが、
この空気中に浮遊しているウイルスを吸い込むことで感染します。

インフルエンザに家族がかかった場合の対処法は?

それではインフルエンザを家族への感染を予防するための方法です。

予防法としては、上で挙げた飛沫感染、接触感染、空気感染を防ぐことです。

部屋を分ける

可能であれば、インフルエンザに感染した人は、他の家族と別の部屋で生活するようにします。
言い方が悪いですが、隔離することになります。

同じ部屋にいると、どうしても飛沫感染と空気感染の可能性が高くなってしまいます。

また、接触感染を防ぐためにも、手洗いは徹底しましょう。
できるだけアルコール除菌するようにします。

また、タオルなども別にします。

マスクをつける

マスクについては、感染している人は必須です。
飛沫感染を防ぐには感染している人がマスクをするのが一番です。

また、他の家族もマスクをしておいたほうがいいですが、
マスクでは飛沫感染は防げても空気感染は防ぎにくいのが現状です。
(飛沫感染は目に見えますが、空気感染は目に見えない)

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マスクで空気感染を防ぐには、マスクを顔にぴったりとフィットさせる必要があります。
最近よく販売されている「立体マスク」がおすすめです。

PM2.5にも対応したものだと、空気感染を防ぐ効果も期待できます。

インフルエンザのシーズンになると、マスクが売り切れることがありますので、
シーズン前にいくつか買っておくといいでしょう。

マスクやティッシュの処理

感染した人が使ったマスクやティッシュにも注意が必要です。
感染した人が使ったものにはウイルスが大量についています。

そのため、処理には十分注意する必要があります。
できればビニールなどに入れて、蓋があるゴミ箱に捨てるようにしましょう。

換気

空気中にはウイルスが飛散しているため、
定期的に換気をするようにします。

1時間に3回程度を目安にします。

乾燥を防ぐ

冬になると風邪やインフルエンザに感染しやすくなりますが、
これは空気の乾燥が原因となっています。

空気が乾燥すると 、喉や鼻の防御機能が低下し、ウィルスが増殖しやすくなります。

そのため、空気の湿度を50〜60%程度にするようにしましょう。

加湿器が理想ですが、ない場合は、濡れタオルやコップに水を入れておくだけでも効果はあります。

まとめ

もちろん、普通のインフルエンザの予防法にも気をつけておく必要があります。
家族が感染した場合はとくに注意しましょう。

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