夏になるとなんだかラムネが飲みたくなりますね。
ラムネといえば、独特の形の水色の瓶の中に
「ビー玉」
が入っているという、ラムネ特有の瓶が特徴ですね。
なんだか懐かしいイメージですが、
現在でもまだまだ販売されています。
ラムネといえば、昔からビー玉が入っているのですが、
なんでビー玉が入ってるのかなぁ・・・と。
調べてみたらちゃんと意味があったんですね。
(ってあたりまえか)
今回はこのラムネのビー玉の意味と、
リサイクルのときに困るビー玉の取り出し方について
紹介します。
ラムネにビー玉が入っている理由は?
ラムネはビー玉で蓋がされています。
飲み物の蓋というと、現在はペットボトルなどのキャップですが、
昔は栓ですね。
(今ではビール瓶ぐらいでしか見かけませんが)
そう考えるとラムネだけなんでビー玉で蓋をしているのかな、
となるのですが、これには歴史的な背景があります。
ラムネがつくられたのは1872年。
イギリスで作られました。
ラムネはイギリス産だったんですね。
当時のラムネはビー玉ではなく、コルクでした。
ただ、コルクで蓋をすると炭酸が抜けてしまうという欠点が。
そこでこの欠点を解消するために、イギリスのコルク会社が、
ビー玉で蓋をする容器を開発しました。
ただ、じゃあなんでビー玉なの?ということなのですが、
まず「炭酸が抜けにくい」という点。
あのラムネの瓶は、ビー玉と炭酸水を入れると、
炭酸ガスの圧力でビー玉が栓を閉じる、という仕組みになっています。
ラムネの栓を開けるのが固いのはそういう理由なんですね。
次に「再利用できる」という点。
ラムネがつくられた当時、ガラスは貴重品でした。
なので再利用することを前提に作られていました。
ラムネの瓶は洗って再度炭酸水を入れれば、また使うことができます。
というのがラムネにビー玉が入っている理由です。
でも、それなら今は普通に栓もできるし、
ガラスもそれほど高価ではないのになんでビー玉使ってるの?
という疑問がありますが、
今でもビー玉を使っているのは、
「ラムネといったらビー玉だろ」っていう意見があるからなんだとか。
え・・・なにそれ・・・と思うところもありますが、
まあ気持ちがわからなくはないですね。。
ラムネのビー玉の取り出し方は?
まあラムネといったらビー玉だよね〜というのは分かりますが、
近年ではゴミ出しの分別のためにビー玉を取り出さなきゃ、
という困ったことがあります。
昔みたいにすべてガラスならともかく、
最近のはキャップのところがプラスチック製になってるものが多くなっています。
取り出し方としては、
まずネジ式の場合は、上のキャップを回すだけで蓋が外れるので簡単です。
問題はキャップ式。
キャップ式のものは栓抜きで外すといいようです。
(ただしこれはサンガリアのものだけのようです)
それ以外の場合はそのまま出すしかないようですね。
くれぐれも割って取り出さないようにしてくださいね。