冬瓜は冬という字を使いますが、
実は夏が旬の野菜です。
あまりメジャーな野菜ではないですが、
いろいろと栄養や効能がすごいようです。
そんな冬瓜について紹介します。
冬瓜の栄養分と効能は?
冬瓜にはいろいろな栄養分があるのですが、
代表的なものとしては、
・カリウム
・ビタミンC
・サポニン
です。
冬瓜100g当たり、カリウムは200mg、ビタミンCは39mg含まれています。
また、冬瓜はカロリーが低い野菜です。
カロリーは16kcalとかなり低くなっています。
冬瓜自体は大半が水分なのですが、
カリウムが多いため、塩分などを排出する働きがあります。
利尿作用があるので、むくみ対策などに効果的です。
また、高血圧の予防にもなります。
ビタミンCは有名ですが、風邪の予防や美肌には最適な栄養素です。
さらにサポニンは、糖や脂肪分の吸収を抑えてくれる働きがあるので、
ダイエットにも効果が期待できますね。
皮や種もすごい?
冬瓜は調理するときにたいていは皮と種は捨てて、
実の部分だけを使う方が多いと思います。
ただ、この冬瓜ですが、
皮と種にもいろいろと効能があります。
冬瓜の皮と種は実は漢方として使われています。
まず皮についてですが、皮は 「冬瓜皮」と呼ばれ、
高い利尿効果があります。
次に種についてですが、
冬瓜の種は「冬瓜子」や「冬瓜仁」と呼ばれています。
これは痰や膿を出す効果があるとされています。
といっても、料理でどうやって使うのか?ということになりますが、
例えば皮などは煮物にするときに一緒に煮るとか、
種は煮だしてお茶などにすることもできます。
直接食べなくても煮ることで栄養分は摂取することができます。
美味しい食べ方は?
こんな冬瓜ですが、どういう調理方法が美味しく食べられるかというと、
一番は「スープ」です。
皮や種もスープで一緒に煮れば栄養分はしっかりと摂取することができます。
他の調理法としては、冬瓜そのものにはあまり味がないため、
濃い目の味付けがいいでしょう。
まとめ
夏が旬なのになぜ冬瓜というかというと、
切らずに保存しておくと冬まで持つから、
ということだそうです。