しゃっくりを止める方法は?いろいろな方法のまとめ

悩み

いきなり始まってなかなか終わらない、
やっかいなのが「しゃっくり」です。

しゃっくりの原因は横隔膜の痙攣と言われていますが、
なぜ横隔膜が痙攣するかはよく分からないことが多いですよね。

また、原因よりもなんとかしたいのが止める方法です。

たいていはいつの間にか止まっているのですが、
たまに長く続くこともあります。

しゃっくりを止める方法は、科学的根拠があるものから迷信みたいなものまで、
いろいろあります。

そこで、そんなしゃっくりを止める方法をいろいろ紹介したいと思います。



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科学的根拠のあるもの

まずはすぐにでもしゃっくりを止めたい方のために、
比較的科学的根拠のある方法です。

息を止める

呼吸を意識して行います。

まず、10秒くらいかけて息を限界まで吸います。
横隔膜を下げていくイメージで吸います。

その後、10~15秒くらい息を止め、
10秒かけてゆっくりと息を吐きます。

このときに、苦しくなっても急に息をはかないようにします。

次に5秒かけて息を吸い、楽に呼吸をします。

途中でしゃっくりが出てしまったら、最初からやり直してください。

水を飲む

水を飲む方法にもいくつかあります。

まずは、「コップの水を反対側のフチから飲む」方法。

水の入ったコップの手前ではなく、反対側のフチから飲むようにします。
そうすると、自然と前屈みの体勢になるため、しゃっくりが止まります。

次に「息を止めて水を飲む」方法です。
息を止める方法と、水を飲む方法の合わせ技です。

まず口に水を含み、息を止めてから水を飲みます。
この時に鼻をつまみながらやると効果的です。

また、「水を何回かに分けて飲む」方法もあります。
水をゆっくりと少しずつ複数回に分けて飲みます。
飲み終わるころにはしゃっくりが止まっています。

耳に指を入れる

方法は簡単で、人差し指を耳に入れ、30秒から1分待つ
というものです。

一応医学的根拠もあるそうで、
しゃっくりには、喉の奥にスイッチがあり、
刺激すればしゃっくりが出て、上手く刺激すれば止まる
という見解があるそうです。

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そのスイッチを刺激できるのが「耳の穴」なんだそうです。

漢方薬

しゃっくりを止めるのに効果がある漢方薬があります。

・柿蔕湯(していとう)
胃腸の冷えきった食欲のない人や、体力の無い人、手術後などに、
しゃっくりが止まらない場合に使います。

・半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
飲み過ぎ、食べ過ぎ、食中毒後などで、
しゃっくりが止まらない場合に使います。

・橘皮竹茹湯(きっぴちくじょとう)
胃腸が弱く、胸がふさがったような感じを伴うしゃっくりや咳の場合に使います。
特に手足の冷えがある人にいいそうです。

ツボを押す

しゃっくりを止めるのに効果があるツボがあります。

・天突(てんとつ)
場所は、鎖骨と鎖骨の間のくぼんだところです。

人差し指か中指を引っかけて、下に向かって押します。
まっすぐに押すと息が詰まって苦しくなるので注意してください。

・気舎(きしゃ)
場所は、前首の中心線の両脇、胸骨の上端、
鎖骨のはじまりの上側にあるくぼみです。

指先で両側のツボを同時に指圧します。

・巨闕(こけつ)
場所は、へそとみぞおちを結んだ線上で、
みぞおちの指3本分ほど下です。

指で押す時は、ゆっくり弱く押します。強く押してはいけません。

迷信っぽいもの

しゃっくりの止め方には根拠がさっぱり分からないものがあります。
(効果があるのかどうかも分からないですね)

豆腐の原料を聞く

「豆腐の原料は?」と質問して、
「大豆」と答えるとなぜかしゃっくりが止まるというものです。

なぜか、実際に止まる人もいるようです。

一応根拠もあって、しゃっくりが止まらないのは意識しているの原因なので、
まったく関係のない質問をすることで、しゃっくりから意識を外すのが目的なんだそうです。

「なすびの色は?」
「むらさき」
なんてのもあるそうです。

割り箸を使う

割り箸を使った方法です。

方法は、
・コップの飲みくちに割り箸で十字を作る
・コップに水を入れる
・十字の間から水を飲む
・コップを回して別のところから水を飲む
というもので、これを繰り返していると止まるそうです。

「水を飲む」という方法の一種のようにも思えますね。

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