冬になるとシーズンになるのが「カニ」ですよね。
かに料理はいろいろありますが、カニ鍋にしたりするのが一般的ですね。
ただ、カニは美味しいのですが、問題は身が殻に入っているという点です。
食べるのがちょっと面倒なんですよね。
まあ、その面倒なのも含めてカニなのかもしれませんが・・・。
さて、こんなカニを食べるための専門の道具があります。
カニの殻を切るための専用のハサミや、カニの殻をむくためのピーラーなど、
カニを食べるために最適化された道具になっています。
そんなカニ専用の道具として有名なのが「蟹スプーン」です。
今回はこの蟹スプーンの使い方などについて紹介します。
蟹スプーンの使い方は?
蟹スプーンは、使ったことがなくてもどんなものか知っている人は多いのではないでしょうか。
長い金属製の道具で、一方の先端がフォークに、もう一方がスプーンになっています。
カニを出す旅館などではこれが出てくる場合もありますが、家庭ではそこまで普及していないかもしれませんね。
この蟹スプーンをどうやって使うかについてですが、
まずスプーンになっている部分は、脚やはさみなど、太い部分の身を取り出すのに使います。
カニ味噌を取り出すのにもスプーンのほうを使います。
そして、フォークになっている部分では、爪の先などの細かい部分の身を取り出すのに使います。
特に、爪の先の殻は硬いため、切るのは難しいので、蟹スプーンがあるとかなり便利です。
別に蟹スプーンがなくても問題ないのでは?と思うところですが、
これが以外に便利な道具なんですね。
特に細かい部分はあるとないとではずいぶん違いますよ。
蟹スプーンは、100円ショップでも売っていたりします。
お値段もかなり安い部類なので、1つ購入してみてもいいでしょう。
蟹スプーンの正式名称は?
さて、この蟹スプーンですが、カニフォークと呼ばれることもあります。
それはスプーンの部分とフォークの部分があるからですね。
この蟹スプーンの正式名称ですが、
「蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具」(かにこうかくるいだいたいぶほきゃくみとりだしきぐ)
だという説があります。
ただ、この話については、ちゃんとしたソースがないため、
もしかしたら誰かが勝手に考えたネタなのかも・・・。
まあ、蟹スプーンでたいてい通じるとは思います。