手湿疹って、かゆくて仕方ないんですよね。
なったら大変で、すぐにでもなんとかしたいものです。
どんな症状かというと、
手に直径0.5㎜ほどの水泡ができてきて、赤くなります。
手湿疹は結構かゆくて、かいてしまいがちなのですが、
掻いてしまうとそこの皮膚が破れ透明の液体が出てきます。
たいていは乾いてカサカサになるのですが、
また同じところがかゆくなることもあります。
症状が重くなると、ひび割れになり血がでることもあるんだとか。
また、なかなか治りにくいのも問題です。
今回は、この嫌な手湿疹の原因と予防法について紹介します。
手湿疹になる原因は?
まず手には外からの刺激や乾燥から皮膚を守る力が弱くなっています。
理由としては、皮脂腺がないからなんですね。
そういう手に熱いお湯や洗剤などの刺激によって、
皮膚を守る皮脂や角質がはがれ、保護する力がさらに弱まり、
外からの刺激物が浸透しやすい状態になります。
長時間、水や洗剤などに触れることで皮膚が薄くなり、
手湿疹の原因となる刺激物が浸透しやすくなります。
手湿疹の原因としては、やはり刺激物があります。
手湿疹の原因となる刺激物とは?
界面活性剤
ほとんどの洗剤や化粧品で乳化剤・保湿剤として使用されています。
殺菌性があるため消毒薬としても使われ、
柔軟作用もあるので衣類の柔軟剤やリンスにも利用されます。
ただ、この界面活性剤は油脂を分解する力が強いので、
手の皮脂も落としてしまうという問題があります。
なので手荒れの原因になります。
食べ物
手湿疹の原因となりやすい食べ物があります。
インスタント食品や加工食品
添加物の多いお菓子
保存料が含まれたもの
などがそれに当たります。
化学的に合成されたものや、添加物の入った食品は
よくないことになります。
ストレス
直接的な刺激物ではないのですが、
ストレスは体の免疫力を低下させることがあります。
免疫力や抵抗力が弱くなると、外部からの刺激物に弱くなってしまいます。
手湿疹の予防法は?
手湿疹の予防法についてですが、原因のところにも書いたように、
刺激物や刺激を減らす、ということですね。
界面活性剤を含まない洗剤を使う、
または洗剤を使うときはゴム手袋を使うようにするといいでしょう。
また、食べ物についてはできるだけ自然のもの、
無添加のものを食べるようにしましょう。
完全にゼロにはできなくても減らすだけでなりにくくなります。
まとめ
手湿疹によくなってしまう、という場合は免疫力自体が弱っている可能性がありますので、
なお予防に気をつけたほうがいいですね。