最近よく見るようになった「モロヘイヤ」。
このモロヘイヤは夏が旬の野菜です。
モロヘイヤというと栄養価が高い野菜、というイメージですが、
実際のところどうなのでしょうか?
また、茹でるとネバネバするので、調理方法もちょっと困りますね。
そこで、モロヘイヤの栄養と効能、
美味しい食べ方について紹介します。
モロヘイヤの栄養分と効能は?
モロヘイヤは栄養価の高い野菜です。
野菜の王様とも呼ばれています。
ミネラルやビタミンが豊富に含まれています。
ビタミンなどが含まれる野菜は多いのですが、
モロヘイヤが特徴的なのはその量。
まず「カロテン」の含有量が野菜の中では一番多くなっています。
カロテンには細胞の老化を遅らせたり、血管や粘膜を丈夫にする働きがあります。
次に「カルシウム」です。
モロヘイヤはカルシウムも多く含まれています。
そして「ビタミンC」ですね。
モロヘイヤには「鉄分」も多く含まれているのですが、
ビタミンCで鉄分の吸収を助ける働きがあるので、
貧血気味の方や妊婦さんなどには最適です。
また、食物繊維も多いので、便秘などには効果的ですね。
そして一番特徴的なのが「ムチン」です。
モロヘイヤのネバネバ成分ですね。
オクラや里芋と同じ成分です。
ムチンは、糖の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
そのため糖尿病などの予防に効果があります。
また、胃壁を保護してくれるので、消化不良や食欲不振にもいいですね。
美味しい食べ方について
モロヘイヤは栄養価が高いので、いっぱい食べたいところなのですが、
あのネバネバがあるので、調理法に困ったりします。
そこでネバネバが気にならない食べ方について紹介します。
まずは「天ぷら」です。
天ぷらにするとネバネバ感があまり出ません。
あまりたくさん食べられないのが欠点ですが・・。
次に「スープ」です。
これは普通のスープにモロヘイヤを細かく刻んだものを入れる、
という簡単なものですが、
あまりネバネバが気になりません。
モロヘイヤのネバネバを出さない方法としては、
枝のまま熱湯にさっといれ、数秒で取り出して、
すぐ冷水で冷やすといいでしょう。
刻んだものを納豆に入れたり、
ミキサーにかけて団子などの生地に混ぜる、
という食べ方もあるようです。
まとめ
普通に茹でて食べるのもいいのですが、
やっぱり飽きてきてしまうので、
ちょっと工夫するだけで美味しく食べられますよ。