季節が春になると見かけるようになる「よもぎ(蓬)」。
野草の一種なので道端などでも生えています。
食べられる野草としても有名ですよね。
よもぎというと、よもぎ餅やらよもぎ蒸しを思いつきますが、
他に調理方法ってないのかな?
と思ったのでいろいろと調べてみました。
また、よもぎの効能についてもご紹介します。
食べられる野草 よもぎとは?
「よもぎ」は食べられる野草で有名ですよね。
そもそも、よもぎはどういう野草かというと、
ヨモギは、キク科の多年草。別名モチグサ(餅草)。
日本全国いたるところに自生し、地下茎はやや横に這い、集団を作る。
茎は立ち上がり、やや木質化する。
葉は大きく裂け、裏面には白い毛を密生する。
夏から秋にかけ、茎を高く伸ばし、目立たない花を咲かせる。
というもの。
食用にするのはヨモギの若葉なので、
食べるなら若葉のうちに摘んでおきましょう。
だいたい若葉は6月ぐらいまで収穫できます。
ヨモギの効能は?
こんなよもぎですが、いろいろな効能があります。
昔から食べるだけではなく、薬としても使用されてきました。
まずは食べることでの効能です。
よもぎには、造血作用があるので貧血の予防に期待できます。
鉄分が不足している方にもいいようです。
ヨモギに含まれている鉄分とクロロフィル(葉緑素)の相乗効果で
造血作用を促進してくれます。
そして、よもぎには
酵素、ビタミン、ミネラル、クロロフィル、食物繊維
などが豊富に含まれています。
これらの働きで血液中の老廃物を排出してくれる効果が期待できるので、
血液をきれいにしてくれます。
このクロロフィルですが、悪玉コレステロールを排出する効果があるので、
コレステロール値を下げ、血中脂質の正常化を促進してくれます。
なので、心筋梗塞や脳梗塞の予防が期待できます。
また食物繊維が豊富なので、
整腸作用・便秘解消・デトックス効果も期待できますね。
ここまで挙げた効果によってダイエットも期待できますよ。
クロロフィルの成分のひとつの有機ゲルマニウムの効果で、
新陳代謝も高まるのでよりダイエット効果が期待できますね。
よもぎの効果はまだまだ他にもあって、
・抗発ガン作用
・免疫力アップ
・肌や髪や粘膜の健康維持
・視力維持
・高血圧、心臓病の予防
・冷え性、むくみの改善
・保湿効果
・アトピーの改善
と、こんなにも効能があるんですね。
よもぎってかなりすごい野草だったんですね。
よもぎの調理方法について
次は調理方法です。
まず、野草なのでアク抜きをしてください。
アク抜きの方法としては、
まずヨモギの固い茎の部分をとり、水で洗います。
大きめの鍋に多めの水を入れ沸騰させます。
塩が重曹を入れて溶かします。
そこに洗ったヨモギを入れ、2分ほど茹でます。
その後、2〜3回くらい水を交換しながら
20分ほど水にさらし、水をよく絞ります。
重曹はヨモギ1kgに対して1~3g程度です。
次に調理方法ですが、
お菓子の生地やうどんなどの麺類に練り込んで使う方法があります。
この場合はミキサーなどでペースト状にしておくと便利です。
またスープやパスタ(の具)にする場合などは
刻んだものを使うといいでしょう。
ヨモギをペーストにしておくと、いろいろな料理に使えて便利です。
トッピングとして使うとアクセントとなっていいですよ。
まとめ
ヨモギの健康効果はかなりすごいので、
積極的に食べたいところですね。
ただ庭に植えたりすると大変なことになるようですが・・・。