白髪が増えてくると、いっきに老け込んだように見えますよね。
そんなに年じゃなくても白髪が多い人もいれば、
それなりの年齢なのに真っ黒な人もいますよね。
これ、いったいどういう理由なのか疑問ですよね。
そもそも、なぜ白髪になるのかについてまとめてみました。
白髪が生える原因は?
なぜ白髪が生えてくるのか?ということですが、
髪はもともと色がありません。
白髪なんですね。
その白髪に毛根にあるメラノサイトという色素細胞が
髪に色をつけています。
なので白髪になる原因は、
「メラノサイト」
ということですね。
メラノサイトの数が少なかったり、
働きが悪かったりすると、
髪に色がつかなくなります。
メラノサイトの働きが悪く鳴る原因は?
白髪になる原因はメラノサイトということは分かりましたが、
じゃあなんでメラノサイトの働きが悪くなるの?
ということになります。
原因にはいくつかあって、
・遺伝
メラノサイトの働きが悪い遺伝子というのがあるようです。
・加齢
年齢とともにメラノサイトの働きが悪くなります。
だいたい40歳前後から衰えてくるようです。
・生活環境(食事・睡眠・運動)
生活環境の悪化でも白髪になる原因となるようです。
例えば睡眠不足や食生活の乱れなどがあると、
毛根まで栄養が行き届かずにメラノサイトの働きが悪くなります。
・病気
病気が原因で白髪が増えることがあります。
胃腸疾患、甲状腺異常、貧血症、マラリア
といった病気がこれに該当します。
白髪を抜くと増えるのか?
「白髪は抜くと増える」
とはよく言われますよね。
これって本当なんでしょうか?
白髪の原因のところでも書きましたが、
メラノサイトが原因なので、
抜いたら白髪が増える、ということはありません。
じゃあ白髪抜いてもいいんだ、
と思うところですが、
白髪は抜かないほうがいいんです。
理由は、髪の毛を無理矢理ぬくと毛根を痛めてしまうから。
傷めてしまうのは、毛根だけでなく、
毛根細胞を通じて、他の毛根の神経を刺激してしまい、
周辺の髪の毛にもダメージを与えてしまいます。
また、毛根のメラノサイトも傷つきます。
なので抜くのはやめましょう。
(間接的には白髪は抜くと増える、と言えなくもないですね)
同じ理由で白髪染めもあまりよくありません。
原因は白髪染めに含まれる成分です。
頭皮によくない成分が含まれている場合があるんですね。
じゃあ白髪になったらどうすればいいのさ!
となるところですが、
白髪染めなどはあまり長い時間放置しないなど、
気をつけて使うといいでしょう。
白髪染めに書いてある皮膚に合うかどうかのテスト
なんかもちゃんとしたほうがいいですね。
また、天然成分由来の白髪染めもいいと思います。