もうすっかり定着してきた「ゴーヤ」。
夏場のグリーンカーテンとして育てている、
なんて方も多いかと思います。
でも・・・・・
山ほどゴーヤが収穫できたけど、これどうするの?
という問題が・・・。
ゴーヤの料理といってもゴーヤチャンプルーぐらいしか思いつかなし、
そんな毎日ゴーヤチャンプルーばっかり食べてられるかっ!!
という困った問題が。
ただ、このゴーヤ。
栄養分が結構すごいんです。
ゴーヤの栄養なんてビタミンCだけでしょ?
という印象がありますが、他にも栄養分が一杯あるんで、
それを紹介します。
調理法もいっぱいありますし、
ワタも種も食べられるので、無駄にせずどんどん食べちゃいましょう。
ゴーヤの栄養分は?
ゴーヤに含まれる栄養分としては、
・ビタミンC
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・βカロテン
・カリウム
・食物繊維
・マグネシウム
・カルシウム
があります。
一番多いのがビタミンC。
これは有名ですね。
ゴーヤのビタミンCは熱に強いのも特徴で、
加熱調理しても摂取できるという優れものです。
他にもビタミンやミネラルが豊富な野菜です。
ゴーヤの栄養分は油で炒めると吸収率もアップするので、
ゴーヤチャンプルーなどは栄養面から考えてもいい調理法なんですね。
ゴーヤの意外な栄養分とその効能
とまあ、ここまでなら他の野菜でも似たようなものがあります。
別にゴーヤじゃなくっても・・・となるところですが、
まだまだ他に栄養分があります。
それは苦味成分に含まれる栄養分です。
まずは「モモルデシン」。
モモルデシンには、
胃液の分泌を促進し、食欲を増進させる効果があります。
また、胃腸の粘膜を保護する効果も期待できるそうです。
この効能は「夏バテ」には最適ですね。
暑くて食欲がない・・・という場合にゴーヤがおすすめ、
ということになります。
次の栄養分は「チャランチン」。
聞いたことのない栄養分ですが、
チャランチンは、インスリンと同じような働きをする成分です。
そのため「植物インスリン」とも呼ばれています。
インスリンというだけあって、
・血糖値を下げる
・コレステロール値を下げる
といった作用があります。
また「コロソリン酸」も含まれています。
こちらも植物インスリンと呼ばれていて、
インスリンのような働きがあります。
下がった血糖値などをそのままキープしてくれる効果があります。
糖尿病の予防や生活習慣病の対策に効果が期待できますね。
ゴーヤはダイエットにも効果あり?
ゴーヤには他にも「リノレン酸」という成分も含まれています。
これは脂肪を燃焼しやすくする働きがある成分です。
だから、食べるだけでやせる!というのは言い過ぎでしょうが、
ダイエットサポートにはよさそうですね。
リノレン酸は他にも、
・アレルギー疾患やアトピーの改善
・中性脂肪の改善
にも効果があります。
まとめ
あまり知られていないようですが、
ゴーヤはかなり栄養がすごい野菜なんですね。
これは積極的に食べねば・・・。