夏野菜としてすっかり知名度が出てきた「ゴーヤ」。
苦瓜とも呼ばれますね。
ゴーヤといえば、ゴーヤチャンプルーが有名ですね。
・・・というか、他の料理をあまり思いつかないですが・・。
このゴーヤですが、調理するときに外側の皮の部分だけ使って、
中の綿と種は捨ててしまうのが一般的です。
でも、この綿と種は食べられるだけでなく栄養もある!
と聞いて、いろいろ調べました。
そんな綿の栄養素と美味しい調理法について紹介します。
ゴーヤの綿と種の栄養素は?
ゴーヤの栄養素といえば、やっぱり
「ビタミンC」
ですよね。
ゴーヤにはビタミンCが豊富なのですが、
実は綿のほうがビタミンCは多いんです。
ワタは果肉の約1.7倍のビタミンCが含まれています。
つまり、栄養がある方を捨てていたんですね・・・。
そして「ゴーヤの種」についてですが、
多く含まれているのが「共役リノレン酸」。
この共役リノレン酸を摂取すると、
体内で「共役リノール酸(CLA)」という脂肪酸に変化します。
このCLAには、体脂肪の燃焼を促進する効果があるとされています。
ということでゴーヤの種はダイエットにも効果が期待できそうですね。
ゴーヤのワタと種の美味しい食べ方は?
綿と種に栄養があるのは分かったけど、
これどうやって食べるの?
そもそも美味しいの?
という疑問があると思います。
はい、私もそうでしたので。
で、半信半疑で作って食べてみたら、
「これが意外においしい!」
んです。
ということで実際食べて美味しかった簡単なレシピをいくつか紹介しますね。
ゴーヤの綿のマヨネーズ和え
作り方は簡単。
種を取り除いた綿を細かく刻み、
マヨネーズと粒マスタードで和えるだけ。
めっちゃ簡単ですね。
ゴーヤの綿の天ぷら
なんと、綿の天ぷらです。
作り方は、種を取り除いた綿に塩を入れた衣をつけ、
170度の油で4分揚げるだけです。
綿に紅しょうがを少しいれても美味しいです。
ゴーヤの黒糖炒め
綿を取り出すのも種を取り除くのも面倒、という場合はこの料理。
作り方はゴーヤをそのまま(綿や種がついたまま)4mmぐらいに薄切りにして、
小さく角切りにした昆布と一緒に油で炒めるだけです。
塩コショウをした後、最後に黒糖をからめます。
ゴーヤのステーキ
こちらも綿&種ごと食べるメニュー。
そのままのゴーヤを2cmぐらいに輪切りにし、小麦粉をまぶします。
フライパンに油をひいて、スライスしたにんにくを入れて香りをつけます。
その後、弱火でじっくり焼きます。
両面こんがり色づいたら完成です。
好みで塩コショウを追加します。
まとめ
ゴーヤも栄養がありますが、綿にもあるのは意外でした。
ゴーヤのそのままの調理法は、綿を取り出し必要もなくて、
簡単で美味しいのでおすすめですよ。